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内容を整理しました(20.11.11)
人生や現実に変化をこすべく、自己啓発やスピリチュアルの情報を沢山集めました。情報にもがきまくった結果、あることに気がついた。
人生に停滞感があったり、疲れを感じた時って「自分の何がズレているか」を教えてくれる時でもあるのです。
そのズレが何かは、人それぞれ。ですが、そのヒントを提供できればと思い、まとめました。
今回は、筆者が経験して『あ、ここがズレたままだと人生キツイな』と感じたポイントを5つ紹介します。
このような気持ちを抱えている人の参考になれば、幸いです。
それでは次の項目から、本編にどうぞ!
【1】自己評価の歪みはないか?

自分をどういう人間だと思っているか―つまり、自己評価が自分を苦しめているかもしれない、という話。
私はモロ、これでした。詳しく解説していきますね。
自己評価が歪んでしまうきっかけって、色々あります。
親からよく言われた言葉、近しい人から言われた何気ないひと言、他人から言われたこと、異性や会社からの評価…
そのような「外から見た自分」を、そのまま「自分ってこういう人間なんだ」としていませんか?
自己評価ってその名の通り、自分の評価です。だから、他人から言われた評価をそのまま使う必要は、ないんですね。
自分がどんな自己評価をしてきたか確認してみましょう。きっと、これまで辛い思いをした人ほど、自己評価が望んでいないものになっているはずです。
自分への評価がわかったら、これからはどんな自己評価にしたいか?を考えてみてくださいね。
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また、こんな自己評価の歪みもあります。
条件付きの自己評価です。
『○○だから、私は××なんだ』と、出来事と自分の価値をリンクさせている。例えば〔仕事で評価されている私は、価値があるんだ〕みたいな感じですね。
人生で起こる出来事に自分の価値を合わせると、出来事以上の価値をつけられなくなってきます。価値が、出来事に左右されるからです。
先の例で言うと、仕事で評価されなくなったら、私は価値がないのでしょうか?そもそも、私の価値って、ひとつの分野だけで強制的に決まるのでしょうか?
答えは「ノー」だと、私は思います。
出来事と自分の価値は一緒じゃないということ、そして出来事と自分の価値は切り離して良い、ということを知る。
そうすると、あなたの自己評価も、元に戻っていくかもしれませんよ。
- ひとつめ自己評価=周りからの評価ではない
自己評価は、周りの評価で作るものではありません。周りや評価を気にしすぎて、自己評価が息苦しいものになっていないか、確認してみよう。
- ふたつめ起きた出来事と自分の価値をリンクさせない
「思考は現実化する」という言葉は有名ですよね。現実は自分の想いでできているとも言われます。だけど、出来事=自分の価値だとは思わないで。出来事は出来事、自分は自分ですよ。
ふたつの歪みに共通していることは、自分の存在価値や評価を、何かに当てはめてるってことなんだよね。
そりゃあ、生きづらくなるよ!

【2】「ネガティブ=悪い」と苦しんでいないか?
ネガティブは良くない、悪いものである―こんな考えがあると、人生が苦しくなることがあります。
ではなぜ、苦しくなるのかを見ていきましょう。
特にスピリチュアルでは「良い感情で心を満たそう!」なんて言われます。最近のトレンドはわかりませんが、ポジティブ方向はこの界隈の定番と言えるでしょう。
読んでいると、やる気が出てきますよね。ポジティブになろうと。色々やってみます。
すると、大体2パターンに分けることができます。
- ポジティブ思考でハッピー
- ポジティブ思考で余計苦しい
後者は多いんじゃないかな?私も後者でした。
ポジティブを心がけたのに、どうして結果が全然違うのだろう?
個人差でしょうか?仮に個人差だとしたら、後者はポジティブにはなれないのでしょうか…?
ここで役立つのが「ネガティブは良くない、悪いものである」からの解放なのです。


ネガティブとポジティブの例えでよく言われるのが、泥水と水です。
どんなに泥水が入ったコップでも、キレイな水を注ぎ続ければそのうち全部がキレイになる!というアレ。
実はこの例えには、ある前提が隠されています。
“水は、キレイじゃないとダメ”
という前提です。
それって、誰が決めたんでしょうか。
どんなに心をキレイな水で固めたとしても、泥水が入ってくるのは一瞬です。あなたは、その度に必死に洗い流しますか?「キレイな水を注ぐ」ことに拘りますか?
それを、一生頑張る覚悟はありますか?
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ってことは、今、泥水が心にある人は、別に泥水でもいいんですよ。
ポジティブを実践して余計苦しくなる人は、泥水(=ネガティブ)をなくさなくてもいい。
「泥水はダメ、消さないと」と自分で思ってるんだから、泥水があれば苦しいのは当たり前なんです。
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じゃあ、世間では悪者扱いされる泥水と、どう付き合ったらいいのか?
解釈そのものを変えるのが、一番簡単だと思います。ポジティブは良くて、ネガティブは悪いという認識から、抜け出す。
そうすると、ネガティブを嫌がらなくてもよくなるから。
良い・悪いの判断をしなくなると、白も黒も、勝ち組も負け組も、自分が勝手に作った枠だった―ということが見えてきます。
試してみてくださいね。


【3】目標を意識する


目標をつくる。つくろうとする。目標が難しければ、夢・生きがい・やりたいこと・目的…と広げてみる。
何か出てくるはずです。
とはいえ、いきなり「目標設定しろ」って言われてもハードですよね!わかります。目標を書く紙を用意しても何も出ず、むしろ落書きを始めてしまう。


ソレ私やないかい!
目標に慣れてないから、頭もついてこないんですよね。
でも、ここをグッと我慢して続ける。目標を考えない人にとって目標以上に大切なのが、この「目標と向き合う」ってことだと感じました。
私も目標を作らない人間で、夏休みの計画は「立てるけど守らない」タイプでした。最近になって目標の大切さを痛感したため、ある方法を使いました。
すると、結構書けるようになったんです。それが【ジャンル分け】でした。
***
どんな自分になりたいか考えても、出てこない。大きすぎて。だから「私」をつくるジャンルを分けると、考える範囲が狭くなり、取り組みやすい。
外見、性格、家族、友人、恋人、趣味、仕事……
「お金」を考えてみると、特にわかりやすいです。パッと思い浮かべるだけで、こんなに出てきます。
収入
・本職だけ?副職もある?
・自分のみの収入か?
支出
・必要なお金
・あったらいいお金
貯蓄
・毎月どのくらい?
・使い道は?
お金欲しいな~と思う割には、収入はこんな感じ!支出はこう!って、じっくり洗いださなかったりする。
一気に目標設定したい気持ちもありますが、ひとつずつピックアップすると、目標も浮かびやすくなると思いますよ。
【4】未来を見ているか?


過去ばかり見てしまい、未来を見ることが苦手だ。
特に、これまで辛い経験が多かった人にこの傾向が強くあるのかなと考えてます。
どういうこと?詳しく紹介していきます。


上のひよこはダイエットしたいけど、痩せるための行動はしないひよこです。かわいいですね。
ダイエットしたいけどしない、という選択は「ダイエットしたい」と「ダイエットしない」の二択から、後者を選ぶから起こるもの。
言い換えると「今までの自分とこれからの自分、どちらを選びますか?」という質問で、今までの自分を選んでいるのです。
人間は本能的に現状維持を求める生き物ですし、変化も得意ではありません。ダメな選択でも、なんでもないんです。
ただ、変わりたいと思ってるのに現状を変えようとしない選択を続けているなら、話は別ですが。
***
私たちは少しずつ、未来へ向かっています。今この瞬間も。
過去に戻ることはできませんが、未来は誰でも行けます。生きている限り。
つまり、命ある限り、誰でもどんな人でも、未来には向かっている。
ということは、時間は未来に向かっているのに、選択が現状維持のままだから、未来の自分が変わらないのです。
人生の停滞感がツラい、などといった気持ちは、ここから生まれているのではないかと、私は考えています。
一気に変える必要はありません。ダイエットにリバウンドがあるように、一気に済ませようとすると、反動が起きます。
少しずつ「これからの自分」を選択する機会を増やしていけばいいだけ、なのです。


いかがでしたか。
冒頭でも触れましたが、人生に停滞感があって苦しい時って、自分のズレがわかると思うんです。きっと、自分の中の自分が「そっちじゃないよ!」と教えてくれているんだと感じます。
だから、何が苦しいかがわかると、そこを修正するチャンスなんですね!
まとめます。
私が経験から得た「人生の停滞感から抜け出す4ポイント」はコチラ。
- 自己評価の歪みを取る
- ネガティブ=悪いから外れてみる
- 目標、夢、生きがいを洗い出す
- 過去より未来を選択しよう