当サイトはコメント欄を絶賛解放中です。い、一応ね。なので、管理画面を開くと時々スパムコメントが来ています。
コメント欄がある以上、スパムに狙われるのは仕方ないこと。Wordpressにデフォルト搭載されているアキスメット機能でスパム判定は正確ですし、実害もない。
いや、なかった。
なぜか、ある記事を更新してから急激にスパムが増えました。
その時の画面キャプチャがコチラ。

ひと晩で200件以上。1日じゃないよ。ひと晩で。しかも全て同じ記事。スパム対策中にどんどん増える。人気でも新着でもないひっそり記事に、嫌がらせレベルの件数。
いくらスパムだっつっても、この件数は気分がいいもんじゃないですね。
というわけで、スパム対策(大体プラグインだけど)の記録と結果です。
管理画面でも「一応」対策はできる
WordPressの管理画面上でも対策っぽいことはできます。
ただ、結論を書くと、大量のスパムに困っているのであればプラグインを使ったほうが、圧倒的に手軽で効果あります。
スパムが大量じゃない方、どうしてもプラグインを使いたくない方向けです。
「設定」→「ディスカッション」
ここで、入力必須項目などの設定が選択できます。単語設定を行い、該当したコメントを承認待ちやゴミ箱へ自動的に振り分けます。
スパムに有効そうな設定は、以下でしょうか。
スパムに多い「ハイパーリンク」を含む内容を、自動的に承認待ちにします。
コメントが即時反映させている場合、有効かもしれません。
指定した文字列が「本文」「名前」「URL」「メールアドレス」「IPアドレス」のどれかに含まれていた場合、自動的にゴミ箱へ入れます。複数入力可能です。
どちらの項目も大量のスパムに対応する設定ではないので、効果が薄ければプラグインの出番でしょう。
日本語用プラグイン「Throws SPAM Away」
海外モノが多い印象があるプラグインですが、このプラグインはジャパンユーザー向けなので日本語!設定も簡単!
まずは、プラグインをインストールしましょう。
WordPress管理画面「プラグイン」から「新規追加」を選択します。
画面右にある「プラグインの検索…」欄にプラグイン名【Throws SPAM Away】を入力します。
こんなサムネイルが目印。


詳細情報も併せてチェック!

詳細情報は一旦閉じて「今すぐインストール」を選択。
「有効化」へと変わります。

「有効化」を選択すると、管理画面の左側のメニューバーに「Throws SPAM Away」と表示されます。

これでスパム対策は完了です。
「ダミーの入力項目」
「日本語がない投稿を無視」
「記事タイトルは日本語としない」
が初期設定されており、すぐにスパムが(見え)なくなります。
自分で細かく設定したい場合は、「Throws SPAM Away」の項目を選択すると各設定画面へ飛べるので、見てみましょう。
スパム対策機能

ダミーの項目とは、人には見えない項目を作ることでスパム対策ができる機能。すごいね。
この機能はJavaScriptが使われているらしく、JavaScriptが無効の環境でのコメントはスパム判定されます。
使って見た感じ、無理に有効にしなくても他の設定でカバーできそうではあります。
URLらしき文字列を除外
スパムのマストアイテム「URL」に制限をかけられる機能です。
禁止 or 必須キーワードの制御
日本語で何か承認したくない単語がある場合に良いですね。
トラックバックへの対応
詳細は省きます。
投稿IPアドレスによる制御
IPアドレスをブロック登録するだけではなく、ホワイト登録も可能。
ただ、IP設定っていたちごっこなんだよなぁー。
メモ機能もあるよ
自由入力できる項目もあるよ。
スパムデータベース
「一定時間内スパム認定機能」は、スパム認定する時間や件数を指定できます。
短時間にスパムを多数仕掛けられているときに。
とまあ、かなりボリュームのあるプラグインです。
私の元にくるスパムは、98%が英字のみ。なので、初期設定をちょこっといじるだけにして、一旦様子を見ます。

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プラグインを設定したら、1件も来なく(見えなく)なりました!
エラー画面の表示に満足
インストールするだけで効果がわかるプラグインでしたが、個人的に気に入ったのがエラー画面を表示してくれるところ。
各項目を有効にして【元の記事に戻ってくる時間】の設定秒数を増やすと、コメント内容が各項目に該当した場合、エラー画面と文言が出ます。
そして、コメントされた記事に自動的に戻ります。
コレ良いですねえ~♪なんか本格的なエラー対策って感じがする。

以下の項目でエラー表示ができます。
というわけで、急なスパムや大量のスパムに困ったら頼りたい!日本語で設定できるプラグイン「Throws SPAM Away」の紹介でした。