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あなたが大切にしている「その言葉」は、自分を余計に苦しめていませんか

Photo by Alexandra on Unsplash
ココロの話
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人生に行き詰まると、よく本屋をさまよっていた。私の一冊、私の一文を探していた。

本屋には、自分の問題を受け止めてくれそうなタイトルが沢山あったから。

無数にある情報の中から、現状にあう内容を見つけだしては読んで、読んではキラッと光る言葉を書きとめて。それを見返して、

「いつか報われる」「もう少し、今の場所を続けよう」

なんて、なんとか励ましていた。

それが自分をますます見失ってしまう行動だとは知らずに。

信じている言葉が、自分を傷つける。そんな例をふたつ紹介します。

【お給料は我慢料】

ご存知の方も多いかと思いますが、これは美輪明宏さんの有名な言葉のひとつです。

美輪さんの著書を読み漁っていた頃があって、その後ある会社で何年働いてもお給料が増えなかったときに、凹むたび言い聞かせていた言葉でした。

でも、私はその会社で毎日緊張しながら更に我慢していたので、気付いてしまったんです。

『私の我慢料って、こんなもんなんだ・・・』

このショックから、給料明細を開く度に『こんなもん』、給料日に銀行で記帳する度に『こんなもん』と、むなしさが重くのしかかりました。

【人は鏡】

周りにいるその人は自分を写す鏡・・・様々な表現がありますが、野口嘉則さんの『鏡の法則』あたりが有名でしょうか。

学生時代から人間関係で迷いやすかった私は、このような言葉にも影響を受け、そして苦しみました。

私は人を自分の目的に使おうなんて思ってない。なのに、どうして私を使おうとする人が寄ってくるんだろうか?

私は悪意ある言葉はなるべく使わないようにしている。なのに、どうして私の周りは使う人ばかりなんだろう?

それとも認識できていないだけで、本当は私ってそんな存在なんだろうか・・・?

鏡の法則が仮に事実とすると、追い打ちをかけられるような感覚でした。

人生の栄養になる言葉を探して学んだはずなのに、その言葉で余計苦しくなる。

それだけでこんなに苦しいなら、信じている必要はあるんだろうか?

 

・・・今ならわかる。私におかしいところがある。現状に対する考え方とか、人の行動の捉え方とか。

職場選び?それもある。
(マジで当時の自分と話せるなら『会社辞めたいと思ったら絶対辞めろ!時間と健康が犠牲になるから』と言いたいです。言います。)

一番は、人生への思い込みが根本的にズレていたのだ。

当時の私は「現状を我慢するため」に有効な言葉を探して、信じていた。つまり、

不満や問題ばかりの現状は、我慢する。

という状態が、絶対だったのだ。

変なこだわりを外してみると、人生の選択肢はいくつもある。

現状が苦痛なら、直接抗議する、環境を整えようと働きかける、考えないようにする、さっさと他を探す・・・

でも私は、その選択を放棄し、我慢したうえで生きられる方法を探していたのだ。その方法が、都合のよい言葉を信じること、だった。

なんで選択を放棄したか?

自分にはこの環境しかない、ここを辞めたらあとがないと思い込んでいたから。

この環境で生き残れないなら、私はもう何もできない・・・そんな思いが強かった。

だから、どんなに苦しくてもストレスフルでも、助けてくれそうな言葉を自分に流し込んで、栄養にしようとしていた。

そりゃ、どんな金言でも苦しくなるわ。

自分が大切にしている言葉って、みんなあると思います。自分にとって良い言葉はもちろん、良くない言葉も。

ふとした瞬間に、大切にしているその言葉で寂しくなったりイライラしたり、胸が苦しくなったり・・・なんて、ありませんか?

そんな時は、その言葉から離れるタイミングなのかもしれません。

言葉が悪いワケでも、あなたがダメなワケでもない。

好きなアーティストや洋服やメイクが変わっていくように、人生の栄養にする言葉も変わるタイミングなんです。

大切にしてきた言葉だけど一旦横に置いて、その言葉が無い自分で生きてみる。

だって、自分の心を蝕んでしまう言葉なら、一緒に過ごす必要はないんだから。

この記事を書いた人
ちゅる

食べること・文章を書くことが好き。30代女性。北海道。

周りの評価欲しさに仕事を頑張ったら、心身が壊れて20代が強制終了。

その経験から、頑張っても報われなかったのは「自分の思考」だと気づいた。

現在そんな「失って得た学び」や趣味に関する情報を発信中。

>>詳しくはコチラ

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とにかき。―とにかく何かに書きたいのです。

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