更新履歴
20.08.11 内容更新
三大最近よく見かける漫画ジャンル『異世界』『メシ』そして『不倫(レス)』。
不倫漫画って、現実的ノンフィクションの題材を使いつつもご都合展開が強すぎて、スッキリ楽しめない気がするのは私だけでしょうか。
でも、読んじゃうんだよなあ~。
そんな中で、作品の表現パターンが面白かったのでシェアしたいなと思う漫画があったので、紹介!
【31話】をもって文視点がひと段落。現在は和真視点の「にぶんのいち夫婦」が開始しています!
これまでのストーリーは浮気を疑う目線での展開で、現在は浮気を疑われている目線での展開・・・ということですね。

そう!イケメン和真がいっぱい出てくるよ!楽しみだよね!!!ハァハァハ

「楽しみ」の意味がさ・・・ま(どうでも)いいか
連載担当した編集のツイートによると、累計50万部(紙+電子累計っぽい)突破したそう♪おめでとうございます!

しかも、電子限定から紙単行本化!!これはすごい
それでは内容の紹介です!
あらすじ
私は本当に幸せ者だよ・・・
自分の旦那が「優しくて素敵なパートナー」であることを、友人たちとの飲み会で噛み締めた文(あや)。
だが帰宅後、寝室で眠るその旦那・和真のスマホに届いた、知らない女からのメッセージを目にしてしまう。
まさか、和真が浮気?
疑いを抱えつつも和真を信じる文だったが、それからというもの、楽しみにしていた結婚記念日に朝帰りされるなど「疑い」は深まる一方で・・・。
夫の浮気疑惑、追求する?しない?知らないダンナ、知らないオンナへの葛藤を描いた既婚女性の物語です。
感想
まず作画が綺麗ですよね。この作品の大きな見どころ。
特に和真が男前で!!!な??!!!
「にぶんのいち夫婦」電子単行本1巻発売記念にスケブ公開しますん。お納めください(^^) pic.twitter.com/M8FdDlOVVw
— 黒沢明世🐕にぶんのいち夫婦❤️マンガボックス連載中 (@teishibou) July 24, 2019
はああああああああああっおおお┗┐(゜∀゜*)┌┛←あし
短髪・眼鏡・長身。二次元における個人的男性魅力点が凝縮していてつらい、
読者のレビュー見た感じ、樋口派がかなり多いようです。いや樋口くんも控えめに書いて最高だけども・・・
なんかさ、存在が超人すぎてむしろ怖くないか??
物語が佳境に入ると面白さが加速!
ストーリーは、序盤は「よくある」感が拭えません。旦那の浮気疑惑にバクバクする妻的な。
文がね~、ちょっと。私は好きになれないな。
仕事の和真に『結婚記念日だよ!』としつこくぶつけたり、浮気確定したような言い方、素っ気ない態度をとり続ける。って溜め込んでプリプリする文、ウザい・・・。
でもそういう性格なんですよね、文は。
と思ってたら、24話位からワクワクが加速。見えてくるんですよ、本当のことが!
要チェック人物は、文の友人・菜摘です。菜摘メインの話も読んでみたいと思わせる、イカした女性。友人にほしい。
モヤモヤのカギは原作にあり
作品は本当の意味で完結していないので、イッキ読みしたい方は迷うかもしれませんね。
そんなモヤモヤレディに朗報です。
原作小説を
読もうぜ!!
これ、読むかどうかで漫画版の面白さも違うと思います・・・!みんなでアクセス!!
ネタバレになりそうな部分は削りました。詳細は原作者のつぶやき参照。
漫画の序盤では『見た目は良いけどうんこなの?』と疑問が浮かんだままストーリーが進んでしまう和真でしたが、和真視点の小説では和真の性格がよく描写されているので「ああ、こういう性格だから・・・なのか」と、モヤモヤが晴れました。それでも色々あれだと思うけどもね和真は。
また、漫画内の「ある人物」に途中から違和感があったのですが、読んだらその正体がわかりますので、違和感ある方は原作オススメです。
小説を読むと漫画を読んで抱いた感想や疑問がほぐれていくので、小説も是非読んでみてください!
原作は漫画より登場人物が多いんですね。主要メンバー以外だと誰だっけ?となることもありますが、原作を読んで漫画にいくと理解が早くなる。


原作のあのシーンは、こういう感じなのか!
先に原作を読み切ってから漫画を読んだり、原作を読みつつ漫画を読んだり、色んな攻略法がありますね。
私は漫画→原作→また漫画 を繰り返しています。
漫画のモヤモヤが小説でほぐれる(その逆もアリ)という、お互いの存在を補えるのが、他の不倫系作品にない面白さが魅力と感じています。
妻目線/夫目線と“にぶんのいち”ずつ楽しめる作品、いかがでしょうか。
ここまで目を通してくれる人には関係ない(そして読む人もいない)と踏んで吐く。
漫画レビューを書く際、例えば作品タイトルと一緒に検索されている言葉も収集するときがあるのですが、最近目につく関連ワードが『ネタバレ』。
当サイトのアクセス解析でもちょこちょこ入ってきます。需要がある以上避けては通れない単語ですが、どうもモヤってます。
ネタバレにも二種類あります。「作品を語るうえで触れてしまう内容」と「作品内容を文字にする」パターン。ここで触れたいのは後者、ネタバレをメインコンテンツにしたサイトです。
よく見かけるのが、作品や購入ページへのリンクがなく、ただネタバレされて終わるもの。ネタバレ系サイトは、作品や作者がはいらないパターンが多いのです。
需要が高い理由もわかります。だから記事を作ることに意味がある。誰でも情報をシェアできるようになった現代の複雑さを感じます。
ですが、「単行本が売れなきゃ終わり」と言われる漫画業界でのネタバレは、購入機会を奪うものではないでしょうか。
仮にネタバレやそれに近いものを見たとしても、好きな作品は買う―この気持ちを忘れずに、いたいですね。