ネットの使い過ぎは時間の無駄…そんなことはわかってる。でも、なかなかスッパリ辞められない。こんな方は多いと思います。
恥ずかしながら、私自身も相当なネットサーフィンユーザー(そんな言葉ある?)でした。まとめブログやゲームアプリにハマると、時間があれば夜中に始めて明け方まで続けてしまう…なんてことも珍しくなかった。
元々ネットが好きなら、辞められませんよね。仮に辞めても、再びサイトやアプリを探して開くのがオチです。好きだから。メディアでよく言われる「スマホを触らないアプリを入れよう!」なんて対策も同様。アプリに頼ったって無理や。
では、どうしたら対策できるのか?
私自身の経験から、アプリを使わない「ある脱出方法」を解説します。参考になれば幸いです。
忙しくなれば、自然に離れられる

心の中で「○○中は触らない」と決意しても、ブックマークやアプリを消してもダメだった私に効果的だった方法は、上のタイトルです。
忙しくなる。或いは、忙しくする。

…は?
「マジでどういうこと?」って声が聞こえたので、ここから詳しく説明していきますね。
やりたいことを増やそう!
要は「やること」を増やせば良いワケです。まだやってないけど、やりたいと思っていることでも、趣味でもオッケー。
どれもコロナ禍で制限がある状態での選択となりますが、それこそ「やりたいことをやるための準備」も、やりたいことのひとつになります。
目的、やりたいこと、新しい趣味――自分がしっくりくる視点から、これらを増やしていく。頭で考えるだけだと忘れやすいので、書き残しておくと「目」で確認できてオススメです。
忙しくなると、あなたはどうなりますか?
さて、やりたいことが増えたアナタは、仕事や家事など日常生活の“どこか”が忙しくなったとします。
どういう行動をとりますか?
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おそらく、時間を確保するために【何かの時間を削ろうとする】と考えられます。例えば身の回りのことを後回しにする、夜ご飯を簡単にする――など。
これはつまり【行動に優先順位をつけている】と言えます。
この行動をネットやスマホ相手にも使うことで、ネットサーフィンから脱出できるのです。
行動に優先順位をつける理由
どんなに忙しくても「1日=24時間」という現実は変わりません。また、削れる時間は限られています。例えば通勤時間は簡単に削れませんし、人によっては睡眠時間を削ると途端に調子が出なかったりします。
やりたいことを増やして行動に優先順位をつける状態に持ち込むと、限られた時間で何をやるか?を自然に考えられるようになります。
【今日、何をやる?】
【この時間、どれを優先する?】
やりたいことが沢山ある状況で、ネットサーフィンをするか?スマホをいじるか?
やりたいことが「ネットサーフィン」「スマホをいじる」以外であれば、答えはみんな決まっていると思います。
仕事がある日の自分と、ない日の自分を比較してみるとイメージしやすいです。
どうでしょうか。仕事の日のほうが、確実に行動が明確です。
これは、目的が“仕事”だから「仕事に行くために、何をするか?」の選択をした結果ですよね。逆に、出かける予定がなければその日の目的は“なし”。行動の選択をしなくていいワケです。
その結果「ガチで何もしなかった…」「ずっとネットしてた…」なんてことになる。
目的を達成するための行動を選択していると、1日の流れが変わってくるのです。
この方法の良い所は、忙しさにストレスを感じる性格でも「やりたいこと」に変換できる点です。
体験談

私もネット&スマホ沼から抜け出せない人“でした”。あえて過去形にします。
まだ、完全に抜けた!とは言えませんが、まとめブログの巡回は辞めゲームの頻度も落ちました(辞めたゲームもいくつか)。
流れにすると、こんな感じですかね。
なんとか抜け出せた理由です。
目的+やりたいことを増やした
私の場合、元々趣味が少なく+飽きっぽく+体力もないため、サイトを立ち上げて運営目的も作りました。また、それまでぼんやりと考えてた「やりたいこと」をなるべく書き出し、リストにしています。
実際にやれるかどうかは全く考えなくてオッケー。やりたいことであって、絶対やらなきゃいけないこと、ではないので。

私も「実現できるか全くわからないもの」もガンガンリストに入れています
感じたこと
これだと「スマホの触りすぎを辞めよう!」だとか「夜のネットサーフィンを辞めよう!」などといった決意が必要ありません。やりたいことを明確にするだけで、少しずつでもそちらに意識が向くようになる。
また、私の場合はネットの声でダメージを受けることもあったのですが(もうなんで辞めないの…)、閲覧頻度がグッと下がったことで『これは特定の層の、ごく一部の意見なんだ』と冷静に受け止められ、精神的にも健全になったと感じています。
ただ、優先順位=急かされていると感じてしまう方、居ると思います。その場合は【AとB、どちらを選ぶか?】というような簡単な選択から試してみてくださいね。
私も行動の優先順位をつけるの苦手でしたが「なんとなくやっていること」と「やりたいこと」どちらをとるかの判断は簡単なので、あとは慣れかと。
併せて実践!スマホの使い方
よりスムーズかつ効果的な脱出のために、一緒にスマホの使い方を変えてみるのも手です。とはいえスマホを触る行為はとてもハードルが低い行為なので、続かないんですよね…。
そこで、私が実践して「簡単で効果があった」スマホの使い方をピックアップしてお届けします。
【Twitter】トレンドの設定変更
いま話題になっているニュースやハッシュタグがわかる「トレンド」。特に必要ない場合はこれを日本語以外にすると(読めないから)気にならなくなり、Twitterの時短に繋がるかもしれません。

トレンドタグを追わなくなるので、Twitter時間が短くなりました
<設定方法>
Twitterアプリを開いて、画面下「検索アイコン」→画面左上のねじ(設定)アイコンを選択。

「場所を調べる」で好きな国を選んで完了。
次からその国のトレンドが表示されます。
【ブラウザ】履歴全削除
超基本だけど、面倒で意外とやらない「履歴削除」。ブラウザはよく見るコンテンツや、オススメニュースを表示することもありますが、そういったものも全部消す。
履歴を検索して再びアクセスする機会が減りますし、ID・PWが必要なサイトだとログインし直しになるので、遊び過ぎ防止にもなります。
【アプリ】1プレイごとにアンインストール
特にパズルゲームをしてしまう方に。これ超オススメです!!
私は「2フォー2」という、画面上にある同じ数字をつなげてパズルを整理して、数字を大きくしていくゲームが大好きなんですね。でもこれ、得点が稼げるようになると1プレイ何時間もできるんですよ…。夜中2時に始めて終わったのが5時とかね…。
それは非常にまずい。
なので、プレイしたい時だけインストールしてゲストプレイ→飽きたらor終わったらアンインストールしています。
ふとプレイしたくなった瞬間にアプリを起動する、ということがなくなるので、アプリにかける時間が減りますよ。自然と、そのゲーム自体を辞めてしまうパターンにもできます。
いかがでしたか。
色々と書きましたが、ネットサーフィンはとにかく辞めにくい。なので、辞められる状態に持っていくのが一番の近道だと私は感じています。
そのために有効なのが、目的・やりたいことや趣味だったりするのです。
やりたいことが増える
=日常生活+やりたいこと
=やらなくてもいいことをやる時間が自然と短くなっていく
だから、それらが見つからない場合は「忙しくなる(忙しくする)」ってことですね。
忙しいって状況が苦手な方も居ると思います。でも、ちょっと忙しくなるだけでも、限られた時間の使い方を考えるきっかけになるので、試してみてくださいね!