ネガティブはダメ!ポジティブになれ!の罠~本当は、どっちだっていい。という話

positive / negative
ココロの話
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本記事でお届けするテーマは、タイトルの通りです。

 この記事のテーマ 

ネガティブはダメ!ポジティブでハッピーに♪・・・っていう風潮、実際どう思う?


これは、筆者が10年ほどスピリチュアルや自己啓発を彷徨って得た「ポジティブ・ネガティブ」への結論でもあります。

私は、人生に変化を起こす手段として、20歳頃から様々な方法を実践しました。が、自分が望む方向には変わりませんでした。むしろ時間の経過とともに、悪くなったと言えます。

そういった実践と失敗を繰り返して辿り着いた【ポジティブとかネガティブとか、どっちだってよかった話】を、これからします。

  • ネガティブ感情がなかなか消えない
  • 悲観的な自分に戻ってしまう
  • ポジティブ癖をつけるのが、しんどい!

特にこんなパターンで困っているひとへの参考になれば、と。それではどうぞ!


ネガティブは消そうとするから苦しい

最初に挙げたように、筆者は様々な方法を実践しました。その中で、印象に残った現象がありました。

「感謝」「ありがとう」などポジティブな言葉を繰り返したり、望む状況をイメージしていると、段々心が苦しくなってくるんですね。

そして、ふとした瞬間にネガティブが爆発する。

私、必死に何やってるんだろう

バカみたい

現状や未来をポジティブに考えようと、良いことをしているはずなのに、なんかおかしくないですか。

他の記事でも書きましたが、ポジティブとネガティブで例えられる「泥水とキレイな水」で言うと、キレイな水ばっかり飲んでいたのに、突然、泥水を吐いちゃうようなイメージ。

え?!なんでまだ泥水がこんなに身体から出てくんの?!って感じさ。

イメージ画像でお送りします

これを何度か経験すると、あることに気がついた。

ネガティブの存在を、必死を消そうとしていることを。

どうして、私はこんなに必死になって、ネガティブな感情を消そうとしているんだろうと。

っていうか、私なんでここまでネガティブなんだ?

「ネガティブは消すべき存在」「ポジティブは幸せへの道」みたいな思い込みを一旦止めることで、ネガティブな感情と戦うのもやめられたんです。

っていうか、ポジティブだって苦しくなるぜ?

お気楽もコツがいるにゃん
DarkWorkX による Pixabay からの画像

では、ポジティブな感情を持てば苦しくないのかというと、別にそうでもなく。ポジティブへの努力だって、結構大変なんです。

試しに、こんな言葉を100回位、つぶやいてみましょうよ。

  • 私はツイてる
  • 感謝します
  • ありがとう・ごめんなさい・愛しています

・・・。

ね、なかなか大変でしょう。

ちなみに、上ふたつはスピ・自己啓発系で良しとされる「天国言葉」のひとつ。10000回唱えると何かが起きる(回数は諸説あります)『ありがとうの法則』なども有名ですね。

3番目は『ホ・オポノポノ』という、ハワイ発祥のセルフクリーニング方法で使う言葉です。


もちろん、こういった方法で劇的な変化や効果を体感した例も見かけます。一方で、私のように、苦痛から実践をやめてしまう例もあります。

つまり、ポジティブ思考だって「相性」なのさ。これが世間で言われる「個人差」です。

だから、スピリチュアルや自己啓発から離れた今感じるのは、ポジティブな気持ちはOKで、ネガティブな気持ちはNGという前提でのメッセージが多いことへの違和感。

この記事を書いた理由のひとつに、あの流れにささやかでも抵抗したい、という思いもあります。

(最近はこの界隈のブログなどを徘徊していないので、そうじゃないメッセージも増えたかもしれません)

その前提を全て否定するつもりはないけれど、どちらも苦しくなることがあるなら、片方だけ悪者にする必要はないのです。

結局、自分で感情に優劣をつけているだけ

ネガティブだってポジティブだって、意識すればいくらでも持てますが、必要以上に取り込めば当然、苦しくなる。

冷静になってみたら当たり前のこと。だって、心が決めることを頭で判断してるんだもん。

わざわざ特定の感情を消そうとするのは、自分の中にある感情のひとつを全く認めてない、ってことなんだよ。

自分が抱く感情を、自分が仕分けしてる。この感情はオッケー、この感情はダメってね。

そりゃあ、苦しくなりますよ。


ってことは、このテーマの第一のカギがわかった。

ネガティブもポジティブも、どっちでもいいんだ。それより、これは良くてこれは悪いから○○する・・・という信じ込みが問題なんだ。

だから、ネガティブは悪い、ポジティブは良いという流れから離れる。

こうすると、ハッピーな変化はないかもしれないけれど、苦しみやツラさもなくなります。

決めつけていた今までの流れを少しとめてみて、その間に、次のステップへ行きましょう。

「傾いた」きっかけを掴め!

落ち込んでいる人
Photo by Pim Chu on Unsplash

さて、第一のカギがわかったら、次は「ネガティブをやめたいのに、やめられない」状況を見ていきましょう。

この原因は、まず長い間ネガティブな自分でいたから。ですよね。

じゃあ、具体的にいつからネガティブなんだろう。生まれたときから?恥ずかしい、ごめんなさいと感じながら出てくることになったんだろうか?

多分、違います。

ってことは、人生のどこかでネガティブに「傾いた」瞬間があったと考えられます。

それは、いつだろう?

この答えは、自分で確認するしかない。自分の記憶が知っているはずだから。

思い当たる出来事を記憶の限り書きだしたり、周囲に聞いてみたりと、自分なりに振り返ってみます。

必ずどこかに、その瞬間があります。思考や性格、価値観が抑えつけられてしまった、何かが。


きっかけの予想がついたら、今からでもふたつのアプローチができます。

きっかけを処分するか、見方を変える。

処分する。つまり、きっかけを忘れる。無かったことにする。フタするんじゃダメ。におってくることもあるから。

または、見方を変える。視点を変える。解釈を変える。

簡単なのは圧倒的に後者です。前者は催眠術とかが必要って感じですかね。

でも、前者が自然とできているひとって、意識しなくても過去を都合よく解釈していたり、するんですよね・・・。要は、自分を責めない見方で日々を過ごせている。

なので、自分で自分をどう見るか?って、とっても重要。

女性A
女性A

えー見方を簡単に変えられたら、苦労しないよ

男性C
男性C

起きた出来事なんて変えられないだろ

そうなんですよね。頭の中にある記憶に手を入れるって、言うほど簡単じゃない。

だから、変える意味があるんです。

ネガティブを大切にしたい理由がある

ネガティブな考えや気持ちから抜け出したいのに、それでもネガティブを離したくない理由って、何だろうか。

私は、ネガティブを離せない理由がちゃんとあるんだと、感じました。

何かの拍子に定着したネガティブな考え方は、今日まであなたを離れず離さず、ず~~っと人生を共にしたのだから。

共に歩き
共に探し
共に笑い
共に誓い
共に感j・・・

これって、めっちゃすごいことじゃない?

永遠にともに / コブクロ

人間が「必要ない」と判断したら、あっさり離すことも不可能ではないはず。それなのに離さなかったのは、自分をネガティブに扱ったほうが都合が良い理由が何かあるのさ。


例えば、努力が全く報われない。

今までも沢山のこと頑張ったけどダメだった!私はそういう人なの!
(能力が無いんじゃないよ!うまくいかない役割なの!)

例えば、人生に変化が起きない。

だって今世がハードモードだもん。どうせこれからも無理。
(俺が努力しなかったからじゃない、人生設定が大変なんだから仕方ない)

だから、仕方ないんだ。そういう自分なんだから。

・・・私?私は頑張ってるよ?努力したよ?でも、結果が出なかった。見てもらえなかった。

そう、私は悪くない。見る目のない上司ばかり。運が無い。環境が悪い。私のせいじゃないよ。

私は悪くない!!!

 

などと「自分の何かが、そもそもダメ」とすることで、現在の「ダメな自分」を受け入れていないか?

ダメなのは自分ではなく、環境や、運や、人生の大変さ、社会の厳しさなどの自分以外の要素なんだ。だから、頑張ったってダメなんだ。

自分はそもそもダメと決めることで、本当にダメになっても生きられるように「あえて」そうしていた、とも言えます。

・・・ということは?

その考え方は、自分を必死で守った結果

ネガティブな気持ちを手に取って
Photo by Dewang Gupta on Unsplash

第二のカギ。

『自分の人生はダメ』と思っておくことで、実際にダメでも『ほらね』と言えるように、自分を守っていたんです。

だから、ネガティブな考え方は、ダメなものではないんです。

取り組んだことがうまくいかないと、自分が否定されるような感覚になることがあります(もちろん、この感覚がない人もいる)。

例えば、就職活動で不採用の通知をもらい続けたりして、こんな気持ちになったこと、ありませんか?

女性B
女性B

自分は社会に要らないんだ・・・

それ以外にも、受験や資格取得に失敗したり、好きな人に酷いフラれ方をされたり・・・。

そんなときに「ネガティブはダメ!プラス思考だよ☆」と言われると、どうでしょう。

自分が否定される感覚さえも否定されるような気が、しませんか。

否定の二重苦。

否定に否定を重ねるのは、なんてしんどいことだろうか。パニックですね。

こんなに大きなネガティブ、どうしたらいいの?

そうだ!自分の人生を否定してしまおう!そしたら、ネガティブがダメと言われても大丈夫。

だって、そもそも自分はダメってことにしてるんだから。

そう。ネガティブで居続けたのって、つらい・苦しい現状の中、心だけでも守れるように頑張った結果ではないか、と強く感じる。

望んでない環境でも、報われなくても、それでも生きられるよう、これ以上傷つかないようにしていたんだ。

そう考えると、ネガティブはむしろ、必要だったんだ。自分を守るために生まれていたんだから。

【まとめ】ネガティブもポジティブも特別視しない

ネガティブでもポジティブでもない道がある

さあ、ここまで読んでくださったひとは、もうネガティブ(ポジティブも)へのイメージが変わりつつあるはずです。ど、どうでしょうか。

ネガティブは邪魔・排除すべきもの、ポジティブは必要・ハッピーになるもの!などという空気が、まだまだ世間に強くあります。

これを書いている私も、割と最近まではそう信じていました。現に、ネガティブに効果ありそうな方法って、ポジティブでいることだったりしますし。

でも、人生と共に積み重ねた「ネガティブ」を「ポジティブ」だけで浄化するのは、少し難しい。

だからといって、苦痛を感じているのにポジティブに執着しても、そこから生まれるものはありません。

だって、ポジティブが苦しいならその時点でポジティブではないし、あなたが長い間ネガティブを抱えているのなら、邪魔なもの!ってワケでもないでしょ。

どっちも必要だから存在するのであって、そこに優劣はない。

そう考えられると、良い悪いの枠からも、外れることができるのです。

ひよさん
ひよさん

良い悪いって思うことをやめてみればいいのね!


私も、元々自己否定が強い性格だったため、ポジティブ思考に長年苦しみました。

とにかく現状を変えたくて、寝込んでいる時に『ありがとう』とか1日何百回も唱えてました。

管理人
管理人

ほんと、1日唱えた回数とか手帳に記録してた・・・

でも、そこじゃなかった。

『ネガティブな自分だからダメなんだ』という思い込みと『ポジティブでいれば人生に変化を起こせる』という思い込みが、自分を縛っていた。

ポジティブの仮面をつけてラクになるなら、それでいい。でも、別に仮面をつけなきゃ絶対ラクになれないワケでもない。

心ッ底、もっと早く気がつけたらと感じますが、この回り道が、人のためになる記事にできたってことにします。

失敗しまくった私が言うんだから、間違いじゃないですよ。これ。

ブックマークでもして、繰り返し読んでくださいね~~!

何回ネガティブ・ポジティブと書いただろうか・・・お付き合いいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人
ちゅる

食べること・文章を書くことが好き。30代女性。北海道。

周りの評価欲しさに仕事を頑張ったら、心身が壊れて20代が強制終了。

その経験から、頑張っても報われなかったのは「自分の思考」だと気づいた。

現在そんな「失って得た学び」や趣味に関する情報を発信中。

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とにかき。―とにかく何かに書きたいのです。

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