【近況報告】頭と心の整理でいっぱいだよ(7.19)

『レンタルなんもしない人』のあらすじ・感想―“なんかしてる”に疲れた人へ。

4.5
エンタメ趣味
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ざっくり書くと…
  • ドラマ『レンタルなんもしない人』を紹介
  • あらすじと感想をまとめています
  • 各話の“ちょっと良いセリフ”もピックアップ!

『レンタルなんもしない人』

―なんもしない人1人分の存在の貸し出しを行う、実在するサービスです。2018年6月からTwitterで活動する“レンタルさん”こと森本祥司さん(@morimotoshoji)を指します。

借りたい人がTwitter内のDM機能で依頼内容を送り、レンタルさんが承諾すると予約成立。例えばこんなことをお願いできます。

  • イベントなどへの同行
  • △△に立ち会ってほしい
  • 周りに言えない話を聞いてもらう

直接会う以外に、DM内で行うものでもOK。いわゆる「何でも屋」とはひと味違う存在と、依頼内容や目的の多様性から話題となり、数多くメディア化されています。

そして2020年春、テレビ東京系列の深夜ドラマ枠にて実写化。主演はジャニーズグループ「NEWS」の増田貴久さん。

かわいいよね~…

管理人
管理人

特に輪郭がいいよね

増田さんは本作が連続ドラマ初主演とのことで視聴したら、年1~2本程度しかドラマを見ない私でも楽しく、時にはホロリと見れました。最後まで。

そこで、あらすじと各話の感想をまとめました。セリフが印象的なドラマだったため、あわせて作品内のちょっと良いセリフも紹介。

どんな内容か知りたい方の参考になれば。それではどうぞ!

第1話「ただいまレンタルさん」

レンタルなんもしない人のイメージ

―「レンタルなんもしない人」は、ひとりで入りにくい店、ゲームの人数あわせ、花見の場所とりなど【ただ1人分の人間の存在だけが必要なシーン】でご利用ください。自宅からの交通費と飲食代だけもらいます。ごく簡単なうけこたえ以外、なんもできかねます―

あらすじ・感想

引っ越し準備中の亜希(志田未来)はTwitterで「レンタルなんもしない人」の存在を目にし、東京最後の1日で思い出を作るため同行を依頼。

レンタルさん(増田貴久)と東京タワー見学をし、東京に期待を抱いて上京したこと、正社員を目指して5年の間頑張ったこと、それでも契約を切られたことなど、胸中を語り始める。

依頼が終わったレンタルさんが、依頼内容をツイートすると、ある出来事が…。

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「なんもしてないけど、毎日そんな悪いもんじゃないですから」


亜希がレンタルさんに語った「5年間」は、自分を見ているようでツラかったでーす。あと、シンプルに志田未来ちゃんから依頼されたいよね(どうでもいい)。

ってレンタルさん、結婚してるんかい!前知識なしで見たからビックリしたわ。かかった費用だけで活動してるって何者だ…?

ドラマ内の空気感、なかなか心地よいです。1話で雰囲気や物語の方向性が理解できるので、まず1話だけ見ると好みかそうじゃないかわかりやすいよ。

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第2話「一緒に出社!」

あらすじ・感想

【一緒に会社に向かってほしい】

依頼主は、出社に恐怖感を抱く男・城戸(岡山天音)。仕事で欠かせないデザイナー・桐山(平子祐希)から企画を破棄されて以来、出社が怖い。

会社に行かなきゃ、でも身体が…葛藤する城戸。その姿を見て、かつて会社員だったレンタルさんは、ある言葉を口にする。

依頼が終わり、妻・沙紀(比嘉愛未)の手伝いをするレンタルさんは、今日の依頼内容を話す。それを聞いた沙紀の答えは…?


過去があるから、レンタルがある。思ったより序盤でぶっこまれた「レンタルさんの過去」回。精神的にも頑張る人は、不必要な感情も抱えがちなものですね。増田応援民的には、回想シーンの◯◯姿がめちゃくちゃ見所でした。あ~。

デザイナー・桐山役の人どっかで見た顔だなと思ったら、アルコ&ピースの人だった。似合いすぎだろ。

第3話「特別な誕生日」

あらすじ・感想

【23時くらいに家に来てもらって、日付が変わったら祝ってほしい】

『明後日どうしよう…』友達からの急な予定キャンセルに悩むカナ(福原遥)は、レンタルさんのツイートを見て依頼。レンタルさんを自宅に招き、一緒に自分の誕生日を祝いつつ、友達付き合いの疲れや不満を打ち明ける。

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「さあ。自分の寂しさと他人の寂しさ、比較できませんから」


女子あるある回。本作で一番、心穏やかに見られる。個人的にはカナの友達、友達度が薄くないか?と感じる…友情って難しい。

福原遥ちゃん、声がかわいかった~。

第4話「再スタートに同行」

あらすじ・感想

【離婚届の提出に同行してほしい】

同行中、依頼主の彩(山口紗弥加)は旦那・健太(笠原秀幸)のことや自身についてなどを口にしていく。依頼が終わり、帰宅したレンタルさんは珍しく妻・沙紀(比嘉愛未)へ質問する。

『沙紀さんは、なんで僕と結婚しようと思ったの?』

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「人間、生きてるだけで割と異様だと思います。僕は。」


依頼主の彩さん、自分で自分を採点してたけど、結構ツラい方法じゃない?私は自分を責めそうで、できないわ…あんまり考えたことなかったな。色んな人がいるもんだ。

あと、初回から見えてたけど嫁さんの器の深さね。いや、器が深いからレンタルさんが一緒に居るんだろうな。

この回は、エンディング(エンドロール中)のレンタルさんが大変良かったよ。なんもしない感すごいあった。

第5話「意外な訪問者」

あらすじ・感想

その日の依頼が途中で終了してしまい、帰宅するレンタルさん。すると、そこには妻・沙紀の両親が来ていた。

会社を辞めたことを両親に話していない2人は、突然の訪問に動揺する。何とかこの場を取り繕うとする沙紀だったが…?


「身内に話したら確実に何か言われるだろう問題、言う?言わない?」回。割と平和的にまとまった気がします。私も言わなくて良いなら言わない。

第6話「新米ママの奮闘」

あらすじ・感想

【馴染みの店が閉店すると知り、急きょ足を運びたい。同行してほしい】

小さな子を持つ新米ママ・麻衣(徳永えり)からの依頼。しかし、依頼中“小さい子供がいる”という周りの視線や文句など、子連れの大変さを目の当たりにする――「なんもしない人」の反応は?

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「ほんとは、大人もみんなそうでいいと思うんですけど」


「ママ」の回。これはレンタルさんに同意。みんなママの胸で泣いて大きくなったはずなのに、忘れてしまうんだ。

だけどねレンタルさん、同じような環境の沙紀さんを毎日見ている立場でいて、ああなる前に気付かないのか…?まあ、なんかしてることになるよね。

第7話「人生の集大成」

あらすじ・感想

【多忙の息子に代わって、葬儀の生前予約に同行してほしい】

依頼主・大槻(西岡徳馬)とレンタルさんは斎場見学に行き、場内の様子や相談に付き合う。見学が終わり、大槻は終活や葬儀への本音を語る。そして、レンタルさんにある“提案”をする。


7話は冒頭が面白かった~!こっちも1話として見たかったw

「終活」回です。今回はもう充分「なにかしてる」の範疇だけど、これはオッケーなんだね。

今更だけど、レンタルさんへの依頼って本当に無限の多様性がすぎるね。視野が広がるわ。レンタルさんもまた、多様である。

第8話「告白の答え!」

あらすじ・感想

【デートを一緒に振り返ってほしい】

婚活奮闘中の男性・正一郎(松尾諭)は、意中の女性と行ったデートコースを評価してもらいたく、レンタルさんに依頼。婚活で失敗続きの正一郎は、婚活への想いを口にする。

デートの途中、レンタルさんは占いに付き合うことになって…?!

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「もう…優しさに優しさがプラスされているような気がしますけど」


「婚活男性」回。今までで一番“ドラマしてる”回です(褒め言葉)。デート検証後の展開が良かった~!正一郎さんはお相手、見つかるねこれは。レンタルさんの言うとおり。

第9話

※放送休止をはさんだためか、この回からサブタイトルが消滅。

あらすじ・感想

【恋人のノロケ話を思いっきり話したい!】

待ち合わせ先の飲食店で、レンタルさんにスマホを見せつつ「ノロケエピソード」をひとつひとつ語る知世(土村芳)。流れで自宅へ向かうと、そこには知世の“恋人”がいて…?!

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「地雷を踏んでくる人のことより、好きな人のことを考えていこうと思います」


この回は今も続くリアル依頼「ノロケ報告」を基にしたお話だそう。幸せそうでいんじゃない(やや棒読み)。知世の”対策”が面白いです。私も真似させてもらおうっと。

ノロケも含めて、話す人を選ばなきゃならない内容って、レンタルさんのような存在はとても大きいよね。

第10話

あらすじ・感想

【自分以外の生物がいる状態を確認したい】

依頼主・マコト(磯村勇人)の自宅で手料理を振る舞われたレンタルさんは、もうひとつの依頼を頼まれる。『ただ、話を聞いてもらうだけなので…』

依頼が全て終わったレンタルさんは、マコトにある「逆依頼」を提案して…?


「レンタル真骨頂」回。この回から最終回まで涙がよく出ます。

当然こういう人も世の中には居るわけで。とても理不尽だと感じるけれど、それでも超えてはならないラインが人間にはあって。で、こういう人にはレンタルさんのような存在が必要。

と同時に、レンタルさんのスタンスがいかに貴重でいかに難しい感覚か、わかる回です。

この回も実際の依頼を基に制作されたそうで、依頼者からの感想報告もあります。

第11話

あらすじ・感想

レンタルさんの生き方に対抗心を燃やしている神林勇作(葉山奨之)。勤務先で「夢コンクール」というイベントが行われることになり、レンタルさんに審査員を依頼。一度は断られるも【レンタルさんは座ってるだけでいい】という条件を提示し、承諾させる。

しかし当日、神林の指示を聞いたレンタルさんが取った行動とは――?

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「人の夢を、評価したくないです」


レンタルさんとアンチさんの回。常識から外れる人と、それを非難する人。神林は意外とあっさり味方になった。

レンタルさんの心情が少し覗ける回ですが、それ以上に私には神林の怒号が刺さった。これ半分私じゃね?

そしてついに、最後の扉。妻・沙紀さんの“着火”…めちゃくちゃリアルだった…。

第12話

【好きだった人が身につけていたものをつけて、一緒にお茶をしてほしい】

依頼主・森田希美(松本若菜)は、レンタルさんと共に彼が好きだった店へ行き、彼が好きだったメニューを頼み、彼とのなれ初めを語り始める。彼の形見だと帽子を渡されたレンタルさんは、ある行動をとって…

依頼が終わり、帰路につくレンタルさんは、元アンチ・神林に引き留められる。様々な提案を受ける途中、レンタルさんに大きな発見が起こり…?!


依頼者とその後の神林たちが気付かせてくれた風景。当事者って気付かないもんだよね。

ってことで夫婦としても「レンタルさん」としても、ステップアップできたラストでした。最終回らしい最終回でしたが、着地が上手い!!

ラストの赤子の反り具合が最高。

ドラマを見終って…

レンタルさんの知識がない状態で視聴したためか、違和感も少なく楽しめた。前半視聴時は依頼内容もあって『ふーん』って感じに見ていましたが、終盤良かった。

最終回が出がらしになるドラマ、あるじゃん。メッセージ出し切って消化試合、みたいな。本作は最終話まで見どころがあって気持ちよく終われた。そして続編作れそうな終わり方でもあるのが、嬉しい。

配役も良かったな。女性キャストがいちいち美人度高かったな(特に12話)。主要キャストはそれぞれハマってた。レンタルまっすーの程良いなんもしない感よ。

印象的だったのは、営業マン・神林勇作を演じる葉山奨之さん。尖ってもがいてる青年役、似合ってましたね。ハマり役だ。


「レンタルなんもしない人」の一番の魅力は、サービスの希少性だと思います。

“なんもしない”というフレーズで批判されることもある、レンタルさん。このフレーズに引っ掛かる人は、おそらく【何かしないと仕事(サービス)ではない】という価値観があって、怒りが沸きやすいのかもしれません。

実際、仕事の中の私たちは、何かをすることでお金なりモノなりを得るケースが殆ど。だから“なんもしない”でお金やファンが生まれている状況に、違和感を持つ。

でも、本当は存在そのものに「も」価値があるんだよと。生きていると、誰かがそこに居るだけで助かったり、心強い場面って多い。全然知らない人だからこそ良いという場面だってある。

価値のために、或いは何かをし続けることに疲れたとき、“存在そのもの”という原点に立ち返ってみたいですね。

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