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人も会社も、根っこは一緒?『日本でいちばん大切にしたい会社』の感想・エピソードまとめ

3.0
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今回紹介する書籍はコチラ。

シリーズ6巻分の感想書くのはアレなので、まずは1・2巻分です。

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同意や疑問を感じながら読む本かと

ん~数字での評価に悩む本です。

どこに視点を置くかで評価は分かれるなー。いい話や感動エピソードを知りたい方、世の中にどんな会社があるか知りたい方、経営者に興味がある方には向いているでしょう。

私はこれらを素直に消化できない部分がありました。読み進めても違和感が無くならない…きっと「著者の主張に合ったいい会社」が並べられた印象が拭えないんだろう。

ということで星3です。

読みながら自分なりの意見を出していき、自身の仕事観を見つめるのがこの本の醍醐味ではないでしょうか。ああでもない、こうでもない思いながら読者のレビューも含めて楽しむのが、オススメの読み方。

以下、感じたことをいくつかピックアップ。

会社は何のために存在する?

街行く人々に『あなたは何のために生きてますか?』と質問するとどうでしょうか。あ、わたくし怪しい者ではありません。街頭アンケートです。

あなたは何のために生きてますか?

質問の数だけ答えがあると想像しますが、同じことが会社にも言えると思います。で、会社によって答えは違う。

やるべきことに気付き会社を興した方もいれば、親の努力を引き継いだ方、社会的な繋がり・地位が欲しい方、お金を稼ぎたい方もいる。

どれも正解なのだと思う。

人それぞれの生き方があるように、会社それぞれの生き方がある。もちろん、その一つが本書にある「いい会社であること」なのは理解できますが、必ず限定された価値観に集約されるとは、私は思いません。

解説への違和感

学生をはじめ、働きたい人が求めているのは、やりがいのある仕事、働き甲斐のある仕事です。その会社がいちばん大切なことを一番大切にしているかどうかで、働く場所を選択しているのです。

自分の成長が実感できる仕事、会社・社員がお客様から感謝される仕事、会社・社員間の信頼関係が強い会社、尊敬する上司や先輩がいる会社です。

どこかの求人広告でしょうか?

確かに、精神性を求める人が精神性に欠ける会社で過ごすのは苦しいものです。しかし同じくらい契約内容も重要です。どっちも大事。

この両方のバランスを保つ難しさがあるからこそ、経営の大変さがあると思うのです。

著者の価値観がよく見える解説でした。

最初に書いたように、本への違和感が薄まらないのは著者のこういった価値観(主張というか価値観だと捉えた。ここポイント)が随所に出てくるからだと。もっと他のまとめ方ができたはず。そこがとても残念。

もちろん、著者に近い考えの方や気にならない方が読んだら別でしょうけどね。

その企業、外から見るか?内から見るか?

もう少し内部が見える取材があればエピソードに厚みが出たのではないかな~。会社を外から見た感を受けました。外から見た会社と内から見た会社は違いますよね。

私が過去に勤めたある企業は、求人広告に耳触りの良い言葉が並んでいましたが、入社してよくわかったのがごく一部のケースを求人広告に記載していたこと。

ごく一部のケースを、基本がそうであるかのように記載してるんだもん…。

会社とどういう関係かが変われば、見方も当然変わる。だから私は、紹介されているエピソードを読んでいるとその会社の従業員の声が知りたくなってしまいました。

会社の崩壊は内部から

従業員や下請・外注企業が不満や反発を抱えていては、心を込めたサービスや提案はできないでしょう。

本書の言葉を借りると、働くって、ここが一番大事なんだと思います。働き手の満足感を高めるよりまずは不満・反発を解消していく。根深くなるのってネガティブな感情なので。ただそこが軽くなると、会社への信頼が生まれる。

お互い、コミュニケーションを取れる環境を作るだけでも会社って変わると思うんですけどね。

紹介されている会社たちはこの視点で見ると、結果は別としても働き手に向き合おうとする姿勢は伝わる内容もありました。

常識からあえて離れられるか

「何か判断を迫られた時、常識から離れた選択ができるか」が会社にとって良い方向に進む転機になっているのが興味深いです。

エピソードをまとめた別記事で触れますが、2巻で登場する亀田総合病院も、ネッツトヨタ南国株式会社も、その業種を考えると取り組まなくていいサービスを行っています。


結果、それが評判を呼び、業績良好の一因になった―

一見無関係に見えるサービスを提供しようとした背景に、会社の転機がある。

これまでの経営では上手くいかなくなった時、経営目線だと数字の改善を求めがちです。しかし、あえて常識から離れ、会社にとって必要なものは何かを判断する…

その結果が「取り組まなくていいようなサービス」に隠れているのでしょう。

なんだ、会社も人間も一緒だ

本書に登場する会社は自らの存在意義を明確にしている(なっている)方が多かったです。

困ったとき、ピンチになったときにその存在意義に向き合い、行動していく。その選択によっては大きな飛躍に繋がる。

状況が悪くなることをマイナスに捉えず、掲げる未来に向けて今できることを考え、実践していく。これは人も会社も変わらないんだなあと感じました。

人に歴史ありという言葉があるように、会社に歴史ありですね。

 

紹介された企業のエピソードまとめ

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さて、具体的な会社とそのエピソードは情報量が多いため、ピックアップして要約したものを別記事にまとめます。3巻以降はまとまり次第します。

第1弾・第2弾

【いい話マニア集合】日本でいちばん大切にしたい会社(1・2)登場企業エピソードまとめ
暗いニュースが多い現代、いい話を聞きたい人向けに。話題の本『日本でいちばん大切にしたい会社』の1巻2巻から、面白いエピソードをピックアップ。

第3弾以降

完成次第更新します。

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