異世界系漫画がなぜ人気か?という疑問を『週刊少年ジャンプ』のスローガンが解いてくれた話

Stefan KellerによるPixabayからの画像
漫画・書籍 趣味
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時代が変われば流行も変わるのが世の常。漫画業界にも同じことが言えますが、この数年で大きく需要も反発も高まったジャンルに『異世界もの』があります。

異世界漫画とは、簡単に説明すると

何らかのきっかけで魔法が使えたり勇者がいる世界に飛ばされ、そこでメッチャ活躍できたり充実した生活を送れたり美少女と…といった「転生して新生活を送る」作品です。

何かとご都合主義な展開も多く、面白さより違和感のほうが強いこともあってか否定的な声も少なくありません。しかしここまで同ジャンルの作品が生産されるということは売上も見込めるのでしょう、支持されている証拠です。

私も魅力はわからず、どちらかというとイラついていた側ですが、ひとつのニュース記事で疑問が解消されましたので記録しておきます。



国民的漫画雑誌・週刊少年ジャンプのスローガンといえば『友情・努力・勝利』です。しかし読者のアンケート結果からは、この三要素に変化が見られる…とのこと。

鈴木晴彦氏(※現在の常務取締役)
「最近、私は『友情、個性、勝利』と言うようにしている。『友情・努力・勝利』は50年前の初代編集長が作った言葉で、それに振り回されるべきではない」

現代でのジャンプを創るうえで『努力』はネタにならないという意味合いでしょうが、『努力』より『個性』の時代だそうで。

なるほど。ハッとしました。

これを異世界系漫画に当てはめてみると、支持される理由が見えます。

異世界系漫画の王道は以下のパターン。

「フツ―の主人公が」
「授かった魔法や元々のスキルを使って」
「異世界ですごくなる」

この「すごい」が、各々に潜在していた優秀なスキル。つまり、今までは使えなかったスキル=個性。

それを引き出す舞台が、現実ではない世界=異世界ってところですね。

今の環境では何の役にも立たない趣味や個性でも、ここではないどこか―世界が変われば発揮できて輝けるのではないか。

そんな可能性も、漫画と一緒に眺めている。

こう考えると、なんで毛嫌いしていたんだろうと思えるくらい不自然な流行ではなくて。

同学年の人気者がなぜか私を気にかけている…学校で話題のイケメンと同居することに?!…突然、天井から美少女が落ちてきて?!…

などなど、これまでの漫画にもよくあった「ひょんなこと」が、わかりやすく異世界に飛んだだけで。

「個性」が注目される流れというのは今の社会を見ていると、極々自然な現象だと思う。

SNSの発達でどこかの誰かの生活が見え、比べるつもりはなくても自分と他者を比較しやすく、頭と心が情報で膨れ上がりやすい時代。

少し前に『置かれた場所で咲きなさい』という本がベストセラーになりましたが、咲けなかったらどうしたらいいのでしょう?(読んでないですごめんなさい)。

そうだ、転生しよう。

・・・

現代で受ける閉塞感を突破できる持ち物って、他でもない『個性』だと思うし、そうであってほしい。


さて、言いたいことは大体書いたので、異世界作品から少しピックアップしたいと思います。絵柄重視で。

ブックカフェはオススメです!単行本出たら欲しい~(o’∀’o)

異世界に救世主として喚ばれましたが、アラサーには無理なので、ひっそりブックカフェ始めました。

『異世界転移?嫌です』『この年代になると色々考えるので』…
水森月奈(33)は、異世界転移と引きかえに必要なスキルを用意してもらい、趣味のブックカフェを始める。そこへ訪れたのは…?
実はハイスペ?!アラサー女子の異世界ライフ♪

女性向け異世界漫画ではイチオシです!スキルを存分に与えてもらって異世界をエンジョイするので、設定に違和感を抱きにくく読めます。そして作画が素晴らしい。どうしたらこんな絵が描けるの…。

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公爵令嬢の嗜み

公爵令嬢の嗜み(1)

公爵令嬢の嗜み(1)

[原作]澪亜 [キャラクター原案]双葉はづき [漫画]梅宮スキ

事故死したOLが転生したのは…生前にプレイしていた乙女ゲー、しかも悪役ヒロイン!さらに転生した瞬間何やらバッドエンド?!
とっさの判断により最悪の状況は脱したものの、ペナルティとして領地経営を命じられる…
内政を任された公爵令嬢が、ビジネスで魅せる逆転劇!

無自覚なスキルを発揮するわけではなく、これまでの経験を基にその瞬間をひたむきに頑張る姿は応援したくなります。主人公機転ききすぎ感はあるけど。作画はなんかまぶしいです。キラキラしている。

>>Renta!で読んでみる

この記事を書いた人
ちゅる

食べること・文章を書くことが好き。30代女性。北海道。

周りの評価欲しさに仕事を頑張ったら、心身が壊れて20代が強制終了。

その経験から、頑張っても報われなかったのは「自分の思考」だと気づいた。

現在そんな「失って得た学び」や趣味に関する情報を発信中。

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とにかき。―とにかく何かに書きたいのです。

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