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私を苦しめた「母の思い込み」とは─すべては親から始まる

ココロの話
この記事は約23分で読めます。
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──これは「母親」との関係で溜まり続けていた「頭と心の叫び」を整理し、新たな考えで未来に進もうと葛藤する記事です。

被害者意識かよと思われますか?そうです。体内の感情大放出という目的上、メソメソ要素をお許しください。

また、記事の情報量がモリモリです。目次を使って気になる項目へのジャンプをオススメします。

記事の中身をザックリ書くと…
  • 母へのモヤモヤした感情が限界に
  • 今までされた理不尽な言動を書き出す
  • 母に確認するも反応に絶望
  • その反応から、母の“本当の姿”に気づく

はじめに

親との関係は「こうするべき」といった“世間の声”が刷り込まれやすく、本心じゃない感覚を使いがち。

ひよさん
ひよさん

育ててもらったんだから感謝しないと!

ひよくん
ひよくん

いい年になったらもう、原因は親じゃなくて自己責任でしょ?

──そんな「感謝」「自己責任」なんて言葉を優先して、自分の気持ちを無視した結果が不満爆発なんだよ。

親との関係は人それぞれ。本人がつらいのなら、つらいんだ。

モヤモヤを抱える方のヒント──ご自身の気持ちを整理する際に参考となれば、幸いに存じます。

\ こんな方におすすめ /
  • 母のことは好きだが、モヤモヤが消えない
  • 母からの言葉・行動がいつまでも許せない…
  • 自分が抱えている母への本音を探りたい!

父親編は、別記事でまとめています。この母親編とは視点が異なりますが、興味ある方は以下をどうぞ。

“父親が憎い、許せない”のリピートから脱出したい!
私の父はクズでした。あんな親は恥ずかしいし、今でも腹立つし、憎い。でももう怒り続けるのは止めたい――許せない相手をどう許す?父の人生と向き合った結果の体験談。

母へのモヤモヤの始まり

Photo by DESIGNECOLOGIST on Unsplash
Photo by DESIGNECOLOGIST on Unsplash

頭に焼き付いた「母の姿」がある。

仁王立ちでこちらを見下ろし、怖い顔をする女性──10代の私にとって母は【強くて、怒る人】でした。

社会人になった後、そんな母への気持ちが「モヤモヤ」に変化し、特定の感覚が生じるようになった。

  • 否定されてる気分になるのは何故?
  • なんか疲れる感じがするなあ…

でも私って優しいからさ。母に気を遣いすぎなのかな!と考え、深掘りしなかった。

──今思うと、ここが地獄の入り口だった……。


モヤモヤは増える一方。

  • この人、私の話聞いてないな
  • 話していると、サンドバッグのような感覚になる
  • 張り合いされている気が…

それでも、深刻には捉えなかった。

母は、父が起こした問題で必要以上に苦労してきた。子供とは気楽に過ごしてもらいたい…という想いがあった。

──でも母と話してると、やっぱり疲れる…。

消えない違和感。

そうやって過ごしてきた結果、溜めていたモヤモヤが限界点に到達したらしい。

モヤモヤが爆発したひと言『大したことない』

未成年を越えた頃、メンタルクリニックのお世話になった。いくつかの病院で話をした結果「軽症のうつ病」「※対人恐怖(不安)」と診断された。

※現在は「社交不安障害(SAD)」と呼ばれているそうです。

当時の話になり、母はこう言った。

母:クリニックでなんて言われたんだっけ?大したアレ(※診断名と思われる)じゃなかったよね?

その言葉がものすごく刺さった。

私:えっ?

私:大したって…その言い方はないよ。メチャクチャ辛かったんだけど。◯◯や××(※よい子は真似しちゃダメ)もしてたし。

あ~~~…母は「メンタルクリニックに通い、精神安定剤を飲み、時々暴れる娘」を見ても、大したことないと考えていたのか。

ショックがでかいわ。

迷惑かけた時だとか荒れた時、母に「なぜ今ツラいか」「なぜこういう判断をしたか」今まで私なりにずっと伝えてきたのだけど、大して届いてなかったんだね。


私の暗い反応に気づいた母、お決まりの「言い訳」発動。

母:違う違う!重大な疾患じゃないって意味で使った(要約)

──でた。すぐ『違う』って言い出すんだこの人は。

私が「その言動は不愉快」と示すと、母は決まって否定~言い訳する。

私がその言い分に納得せずにいると、私の問題にする。

◯◯じゃないって言ってるのに、わかってくれないのかなぁ

自分は『違う』と否定したのに、それを聞かないアンタの問題。と言いたいのだろう。

管理人
管理人

今回は否定する理由を話してきたので、お決まりのコース内ではマシです…。

本心だろうね。

だって精神疾患の話で「大した」って単語、使うか?

たい‐した【大した】

1)程度がはなはだしいさまをいう語。非常な。たいへんな。度はずれた。「大したものだ」「大した数にのぼる」

2)あとに打消しの語を伴って、特に取り立てて言うほどのことではないという気持ちを表す。それほどの。「大したことはない」「大した用事ではない」

weblio辞書より

疾患じゃない側が使う単語として割と地雷じゃね?

…。

……ガクッ(頭と肩が下に落ちる感じで)

この人は昔から、娘の気持ちや言動を何故か軽視する人だった。娘の感情を抑圧したがったり、無神経な発言を続けるのがその証拠だと思ってる。今回のような『大したことないじゃん』系の反応も多かった。

母にとって娘は、私は、どういう存在?…わかんない。

今までの出来事がブワッと溢れ、モヤモヤが体を突き破って溢れだしそうな感覚になった──これが結果的に「モヤモヤの正体と原因」をつきとめる、大きなキッカケとなる。

管理人
管理人

なので『大した疾患じゃ~』は、聞けて良かった言葉ではある。


心が限界になれば、とりあえず書く。

まずは、母のどんな言動でモヤモヤしていたのか、具体的にまとめることにした。

記憶を書き出すと共通点が見えた!

Photo by Robert Katzki on Unsplash

リストを作ったのは、記憶を並べて「その先にあるもの」を探すため。

私自身の経験から、このような感覚がありまして。

辛い・苦しい記憶を並べていくと、共通点が見えてくる

こんなことが辛かった、あの問題は苦しかった…そんな出来事を書き出すと、共通点が見える。

かなし美
かなし美

例)自分は誰かから◯◯されると、△△の感覚になって落ち込むんだな…

文字にすることで、次に繋がります。

共通点がわからなくても、出来事から連想できる文章・単語をメモしておくと、今後のためになると思います。


以下、例として(というか吐き出したい)ふたつ記録。

私の場合、母との印象的な記憶は「訴えが無視された場面」です。

学校行きたくない!事件

よこになるひよ

小学生の頃、同級生の男子A・Bから“いじり”を受けていた。泣き虫の私は、強く抵抗できず毎日泣くだけ。

学校で毎日からかわれて泣かされる、つらい、今日は休みたい。

母に訴えた。こう言われた。

いいから行きなさい!!

嫌がると『行きなさい!』の『!』がどんどん増えてくのね。

怒る母には何もできず、結局休めなかった。


ずっと後になって母に「あの時、休むのを反対したのは何故?」と聞くと、最初はこんな反応が。

○○(私)は全然自分のことを話さなかった。だから学校での様子を知るために、校内のサークルに入ったんだよ~

はああ??

え、待って。答えになってない。

自分のことを話さない娘が「学校泣かされる行きたくない(;-;)」と訴えたのに登校させるとかマジ??

──この「答えになってない答え」には、母なりの理由があった。

(その後、何度か聞き直して理由判明。詳細はこの項目で)


今思うと「娘が男子にしつこくいじられている事実」には無反応だったな。

これは、男子Aが私に好意がある(情報元:A母)と知っていたのが大きいと思う。

娘に好意があるの!というアラアラ感ばかりで『つらかったね』的な反応は、なかった。なんでやねん…。

それよりも『休むと、そのまま不登校になるんじゃ…?』の心配が強かったみたいですね、母は。

どちらにしろ、学校がつらい娘の気持ちは想像しなかったってこと。

秘密のイラスト持ち出され事件

中学の家庭訪問にて。母、私、女性担任の3人でテーブルを囲んだ。

娘ってこんな子です~という流れから、何か白くて大きめの紙をテーブルの下から取り出す母。

それは、私が自室の机の下に隠していた“やや不健全なイラスト”…。勝手に持ち出してやがった(理解不能)。

今ここにイラストがあることにビックリの私は「それ見せなくていい!止めて!」と言ったさ。

止めなかったよね(担任が遠慮してくれたよ)。


この時期は絵描きにハマって、人様にお見せできないエヘヘな落書きもした。いっぱい。

母は、私が学校の間に部屋を漁り、それらを“積極的に”確認していたようだ。

話題と関係ない状況で突然、落書きの内容を匂わせてきた母。

匂わせには、すぐ気がついた。あの落書きたちを見たのかと。

その場は「あ…そうだね」と冷静に流したけど、パニックになった。

  • 【恥辱】見られた恥ずかしさ
  • 【疑問】なぜ中身を見るの?
  • 【怒り】なぜ見たと伝える?黙っていれば済むのに

娘の部屋に入れば目につくのも、何してるか見るのもまぁ、わかる。

中身を“わざわざ”見て、“わざわざ”匂わせたのがショックだった。

どうしてわざわざ、匂わせたのか?

子供を支配したがったのだろう。見ておけば、娘が何か隠していても『知ってるよ』『わかってるよ』と牽制できる。

でも、その牽制で娘がどう思うか?は全く考えない──だから、娘の辛い経験も『大したことない』なんて軽口を叩ける、と。


こんな記憶を忘れられない理由が、以下の感情。

『わかってもらえない、わかってほしい』の葛藤

Photo by Pawel Czerwinski on Unsplash

ひと言で例えるなら、これに尽きる。

「母に私の気持ちをわかってもらう」ことに価値を感じていた。

なんだかんだで、私は母に「娘の気持ちや考え」をわかってほしかったんです。

自分の感覚や考えに自信がなくて、私って変なんじゃ…と考えていた。

だから、母(=身近な大人)にわかってもらえれば、私は変じゃないと思える。かもしれない。

結果「わかってもらう」ことに執着した。

でも、なんか、わかってもらえない。どうでもいいことはわかってもらえるが、私の行動や主張は否定されがち。

『いいから◯◯しなさい』
『またすぐ泣く!お母さん何も言えないでしょ』
『そうやって話を終わらせないの!』
『そんなこと思ってない』

「私が悪い」と思っていた

話し合いの場でも、私の態度を責められることが多く「話し合いできる態度をとれない私が悪いんだ」と考えていた。

気持ちをハッキリ言えないから、すぐ泣くから、拗ねるから、怒りを爆発させるから一向に伝わらない…と。

それは、私の思い込みだった。

母は、元から娘の気持ちと向き合おうとしていないんだよ。

母は、娘を否定することで「すぐ泣くアンタが悪い」「アンタの捉え方が違う」と娘の責任にしたかったんだ。

つまり母の中では、娘の悩みや苦しみに自分が絡んでいても、それは娘の問題──というスタンス。

いつかは伝わる、わかってもらえるのではないか…と考えた私が間違っていた。

それどころか、私の自信は母とのコミュニケーションで奪われていた。

ダブルバインド(二重拘束)の狭間で

長い間、いわゆる「※ダブルバインド(二重拘束)」状態だったのね。

私自身でも作り出していたし、母にも散々やられていた。

※「2つの矛盾した命令を他人にすることで、相手の精神にストレスがかかる状態」を指す。アメリカの人類学者グレゴリー・ベイトソンが提唱した理論に由来。

私が頭を抱えて怒りを抑え込んでいると、母は怒る。

『言いたいことがあれば口で言え!』

言いたいことを口にすると、否定したり、露骨に顔を歪ませ不機嫌になる。

『違う』
『そんなこと思ってない』

言えっ!という割には頭ごなしに否定するばかりで、聞かないんだ。

気持ちを伝えても伝えなくても、苦しいまま。この繰り返し。

母は「言いたいこと」の中身が気に入らないと、発言をまるごと拒否する。そして大抵、拒否の理由までは語らない。

話し合いを避けたい母の目的

──母が自身の気持ちを説明しないのは、どうしてだろう。

①「決めつけ

社会ニュースの流れでの会話。

母:Aって本当にBだよね!

それに対して私は参考情報があったので、こう返した。

私:うん。そういえば、AがBなのは、AにCって特徴があるからって◯◯の本に書いてあったわ

母:(無視)

管理人
管理人

ひどくね?

※ これをもう一回やります(Cを繰り返す私も悪い)※


…母は何が言いたいのか?

Aをバカにしたい。

『Aが好きではない』と話す母にとって、私が話した情報・CはAをバカにしにくくなる存在。だから、Cは無視する。覚えない。

AはBだ、と決めつけていたい。

この感覚が強くあるから、家族へも「決めつけ=説明不足」が起こったのだろう。

母の中では「そう」だから、説明が必要だと考えてない。

②「回避

これはねぇ…重症だと思う。

自分(母自身)が家族からアレコレ言われる話し合い、したくねんだわ。これはガチ。

おそらく「冷静に気持ちを話し“合う”」手段が頭にない。

だってねえ、気持ちを説明すると「それは違うよ」ってツッコミが入るでしょ。母が大事にする〔自分は正しいという自己評価〕が否定されちゃう。

だから母は「言葉」ではなく「態度」で気持ちを示した。不機嫌。怒る。怒鳴る。抑圧。

怒って、相手に黙らせたほうがラクだもん。

説明=言葉によるコミュニケーションを避けることで母は、自分自身を守っているんですね。

残念ながら、母の怒り先行コミュニケーション、現在も継続中。本気の本気で、自分自身にアレコレ言われたくないみたい。

管理人
管理人

年齢や性格余程大きな出来事がない限り、もう変わろうとは考えないでしょう。


…今までは母に言うのを我慢したり、怒りに負けたりで、わからなかった。

伝え始めて、やっとわかった。

『お母さんの言動に色々言うのはやめろ』──母は、家族が自分にとやかく言うことを許さない。自分は家族にとやかく言うけど。

このことに気づいた時、泣いたよ。

苦しいはずだよね、そりゃ何度話し合いしようが意味ないわ。家族が感じる「自分のこと」を聞こうとしない。

私はなんて鈍感だったのか。こんな人に理解を求め続けたのか。

母にわかってもらえなくても、別に問題なかったんだ。私は私自身の想いを大事にしたら、それで良かった。

………それなのに私は、わかってもらおうと「察して!察して!」モードになります。

わかってもらえなかった私、復讐に走る(なお失敗)

Image by Pete Linforth from Pixabay
Image by Pete Linforth from Pixabay

お母さんに私のことをわかってもらえない──疲れた私は、どうしたか。

理解され難い解釈かもしれないけど、説明します。


病気が多かったんです。私。

同級生や友人と比べても多くて。なんでだ?と思うじゃん。なんでこんなに病院行くの?みたいな。

で、その病気や不調をひとつひとつ振り返ると、気づいた。

私、病気になることで母に知ってほしかったんだ。

「私はこれだけ人生が苦しい」
「それはあんたのせいだ」
「私を必要以上に否定しやがって」

──たとえ、やつあたりでも。

「だって、言葉じゃ届かないから」

言葉じゃ私の気持ちは届かない実績が今まであったから、言葉以外のアプローチをし始めた。

でも、人間って言葉以上に想いを伝える手段がない。

そこで、病気ですよ。風邪ひいたら親が優しくなる現象よ。

…ただ、先ほど書いたメンタルクリニックの件もそうだけど、母はガッツリな病気以外には基本冷たい。

私が体調不良で仕事を休むと、決まって変な顔をした。明らかな病気・怪我じゃないのに休むのは悪いこと──なんだってさ。

あー、わかってもらうためには、母でも「大変だ」となる病気が必要なのか。と思った。

そして見事に……以下略。


一般的に、子供が社会へ出る年齢になれば、親の役割も一区切り。そんな時期に精神や肉体を病めば、まだ親に負担をかけられます。

──が…病気になったところで私が伝えたかった怒り・悲しみ・恨みは、全く届きませんでした。むしろ身体がつらくてつらい。

そりゃそうだ。言葉で伝わらない相手に「これ、身体を張った復讐なんすよ笑」なんて匂わせても伝わらないわ!私のバカ

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私を長年苦しめた「母の価値観」とは

Image by StockSnap from Pixabay

自己推測してグッタリしたある日の昼、母と昔の話をする時間が意図せずできた。

ここで私は初めて、母という人の本心に触れたような気がする。

それは予想していなかった内容ばかりだった。

『お母さんは間違ってない!』

私は母に伝えた。

子供の頃、怒られてばかりで苦しかった。気持ちをわかってほしかった。昔のことをグチグチ言うのは、今もその感覚が残っているから。

この「気持ち」に、母は。

◯◯(私)がうんと小さい頃、少し注意したらテーブルの下に引っ込んだ時があった。ここで優しくするのが私のためになるのか、考えたことがあった。

家にあったテーブルを思い出すと、本当に“うんと小さい頃”の話なはず。

え、そりゃ小さい子に注意したら、まあまあ引っ込むんじゃない??

…。

つーか、そんな「幼なすぎる私」に遡ってまで娘の言動を原因にしたいの???

──自分の肩が「スッ」と弛むのがわかった。


『だから、怒ってばっかりでもお母さんは悪くない』と言いたいのか。そっか。

この人は『自分は間違ってない』が大前提なんだ。それを、あらゆる理由で言い訳してるんだ。

──なんていうんですか。虚無感

チョコレートいらない、って人にチョコレートを渡そうと必死だった。

でも、同時にホッとした。

「自分は間違ってない」が大前提の母だとすると、色々な疑問が納得できる。

全部、母の『自分は間違ってない』が絡んでる。

私が云々ではなく、母が「受け取らない人」なだけなのだ。

『自分は乗り越えたから娘も乗り越えてほしい』

また、母は出産時から持つ「価値観」を口にした。

私が産まれた時、母は(同性だから気持ちをわかってあげられる)と感じたそう。

「同性の子=わかってあげられる」「異性の子=わかってあげられない」

──この感覚が、私をずっと苦しめた最大の要因だろう。

昔から感じていた「母に軽視されているのでは?」という感覚の原因。

“娘はわかってあげられる”という思い込みから、母は自分の考えを娘にそのまま使った──娘がどう感じているかは想像せずに。


で、意見が対立するなら自分の考え通りにさせたい。だから話し合いも説明もせず、ただただ怒り、怒鳴った。

娘から選択肢を奪っているとは、認識しなかったんだ。

母の視点

娘が学校を休みたがっている!

娘は同性=わかってあげられる

▼▼

娘は「イヤだ」と言う…私も学校がイヤだったことがある。でも、なんとかなった。乗り越えた。

▼▼

だから娘もなんとかなる、乗り越えられるはず。行きなさい。

娘の視点

学校を休みたい!と母に伝えた

泣きながら訴えても怒るだけで、無理やり学校へ行かされた

▼▼

どうして母は怒るの?どうして私の訴えは拒否されるの?家に居ると邪魔なの…?

▼▼

母にすら訴えを聞いてもらえない私って、大して価値ないのかも。だから母も私にああいう態度なんだろうな…。


母は娘の問題を「娘の気持ち」ではなく「自分の経験」で判断した。

娘はそんなこと知らないから「お母さんに気持ちを無視された」と思う。

無視される理由がわからぬまま似た出来事が繰り返され、やがて娘は「私に問題があるからだ…」と信じ込み、自分の価値を低く見始めた。

管理人
管理人

うわあ、自分のことなのに泣いちゃうよ。

母という人が見えたら、モヤモヤが一気に繋がりはじめた

Photo by Rhett Wesley on Unsplash

過去が、繋がり始めた。

私の価値観や感覚は母の影響が大きいと自覚はしていたが「母が娘より、自分自身を見ていたことが苦しみの原因」とは考えなかった。

そんな基本的な視点にすら気づけない程、若い頃の私は母にポジティブな印象を持っていた。

お母さんは真面目でしっかりしていて、強い人だ。

私は色々見落としていた。若かったしね…。

父が酷い人だったので、母が良く見えた&良く見たかったのもあると思います。

だけど、母から受ける理不尽な行為や感情が違和感のまま残り続けた。

そうやって違和感を積み重ねた結果、やっと若い頃に抱いた印象の「裏側」に辿り着いた。

  • 真面目  →「正しい」への拘り
  • しっかり者→ 必要があった
  • 強い人  →「優位・支配」への欲求

「しっかりする」「強い人として振る舞う」ことで、家庭と同時に自分の心も守ったんだと思う。そうやれば立場を確保できて、自分の触れられたくないところを一緒に守れるよね。

正しさを武器に、優位でいたがった母

母は「自分は正しい」という感覚を好む。母自身も自覚はあるそうだ。

で、ここで疑問が生じるのよ。

「正しさ」が本当に好きな感覚なら、なんで父のような「正しくない」男性と一緒になったの?

ガチで正しさを大事にするなら、正しくない人と過ごすのは苦痛じゃん?イライラしないか?

もしかして、正しくない男性と一緒になることで『自分は正しい』と確認したかったの?

いい線だと思う、これ。父と一緒になって「自分のダメな部分」を隠したかった、と考えたら納得なんだ。

…ヒドイこと書いてますね。いや、男女のアレコレなんて言葉じゃ説明できないけどさ!?


両親の口論は、母が絶ッッ対に勝った。父は思考が稚拙で、話す内容が短絡的だった。母が毎回のように即否定していた。

父との関係でガッチリ優位に立った母は、家族という小さな組織で『お母さんが正しい』を振り撒き続けた。主に怒りで。

自分より頭の良くない夫に、自分が産んだ子──母が絶対的に優位でいられる唯一の環境が「家庭内」であり「家族」だった。

だってね「母がひとりで偉ぶる」って、条件が揃わないとやれないのよ。

実質「母子家庭」のような環境が必要
  • 旦那が家庭に無関心
  • 旦那があまり家に居ない
  • 旦那が妻の考えや意見に反論しない
  • 祖父母など、他の大人が近くに居ない

自分の意見がなく口も出さない、反論できない父だからできた。

そういう人が良かったの。母は。

そうじゃない男性なら、言動や家事育児に意見されてしまう。それはダメ。

ダメな男と一緒になれば、自分のダメさは隠れるし、主導権握れるから好きなように主婦できるし、良いことばっかりなの。

その代わり、ダメな男だから同じトラブルを何度も繰り返したり、想定外の出来事も平気で起こすわよ。


──やっと、私の言葉で説明できた。

意地悪な解釈だとは思う。ただ、娘にこう考えさせたのは、他ならぬ母。

私への理不尽な怒り、訴えの無視、状況の軽視、父を選んだ理由、「家族はこうであるべき」という拘り…。

考えても、母の想いを聞いても、納得できる答えがずっと見つからなかったから、ここまで来れました。

Photo by guille pozzi on Unsplash

…私ってずいぶん母と真面目に向き合ってきたな。ムダに。

自己評価の歪みも、母が始まり

自己評価、小さい頃は高かったんですよ。いつから「低い自分」が当たり前になったんだろう?

仲良くない同級生からも軽口を叩かれるタイプだったので、それでかな~と思ってた。

いや、、、やっぱり親ですね。

自信、自己評価、自己肯定感…「自分」をどう捉えるかは、自分を認めてくれる可能性の高い親(のような存在の人)が重要。

自己評価が歪んだきっかけは、母。そこからガリガリ削ったのは、私自身。


大きなメッセージだと思います。母に怒られ「私が悪いんだ…」と考えてしまうということは、元々私は自分を責める感覚が強いってこと。

同じ状況でも「自分は悪くない!怒るお母さんがいけないんだ!」と考える子供や、怒鳴り声なんか知らんがな、と流せる子供も多いでしょう。

「自己評価を高くしたい自分」と「自己評価が低いままの自分」という真逆な感覚があることに違和感があったが、その理由も納得。

自己評価が低くなった原因が、わからなかったからだったね。

母へのネガティブな想いとその原因早見表

Photo by Giulia Bertelli on Unsplash
Photo by Giulia Bertelli on Unsplash

モヤモヤの答えらしきものが、パカパカ開いた。私が感じていた、ネガティブな想いの原因が掴めた。

以下、私が持つネガティブな想いと、その原因をまとめる。記事中のいい感じな部分だけ知りたい方向け。

否定されてる気分になる

母は「自分の行い」について指摘されると『違う』『そんなこと思ってない』と否定に走る傾向にある。

私は「自分が感じた母の行い」を伝えているから、=自分の感覚が否定されたように感じる。

疲れる感じがする

いくつかの理由が重なっている。

母の不快な行いに対し怒りの兆候を見せると、私より先に母が怒る。露骨にトーンダウンし『自分は悪くない』モードになるため、無言で終わる。

=母へのネガティブな感情を抑圧されることによる疲れ。

先回りして怒ることで、娘の怒りや発言が「不当なもの」と表現しているのかもしれない。

=『自分は間違っていない』発動による疲れ。


また、普段の会話にて「他に話したい内容ができたらそれで頭いっぱい」などの姿勢が見られる。

そのためか、生返事だったり、こちらが話している途中で全く別の話題をぶっこまれたり、会話が振り回されがちになる。

これに関しては、私にも非がある。マルチタスクがやや苦手な母VS割と得意な私。頭がマルチタスクになる状況を作りがちだったのかも。

サンドバッグのような感覚がある

上に同じ。一方的な会話をされると感じやすい。

マウンティングというか、張り合いされている気がする…

雑談で『お母さんも』『お母さんだって』といった反応をよくされてた。何てことない言葉だけど、本当に多かったので違和感があった。

これはまだ明確な答えがないんだけど、複数の説は作れた。

「単に同調したがり」説、がひとつ。

『お母さんのほうが◯◯だ』という意思表示なのかな、ってのがふたつ。

自分と娘は同じだと認識している部分があり、そう考えられる要素の話題になると出るのかな、ってのがみっつ。

私の訴えを無視する

「自分の経験」を基準に対応していたから。娘の反応が何であれ、考えは変わらなかった。

子供の希望とか関係なかったのよ。特に子供が小さいうちの母は。子育て観というよりも、性格でしょうね。

母は子供の言い分を意識的に聞いたり引き出そうとする人ではなく、自分から言え!ってタイプ。

だから余計に、無視されている感覚は強かったのかも。

おわりに

Photo by Rae Tian on Unsplash

母の思考と闘い続けていた私、お疲れさま

「毒親」という表現をよく見かけるようになった現代、母はどうだったんだろう?と考える。

それらを扱ったコミックエッセイなぞを読むと、“作品”とはいえ強烈エピソードばかり。

「なんだこの人たちは……私の母なんか大したことないなー」と思ってた。

が、先日とある悩み相談の記事を読んでいたら、文中の言葉に泣いてしまったか。

 子供を独立した人格として考えないで、善意だろうが、世間体だろうが、親の考える正義だろうが、信仰する宗教だろうが、一定の価値観を強制的に暴力的に押しつけるのは、毒親です。

─AERA dot.「鴻上尚史のほがらか人生相談」
元記事はコチラ
ワクチン接種後に態度が急変した両親 困惑する42歳女性に鴻上尚史が「これは毒親の相談」と断言した理由〈dot.〉
 コロナ禍、「絶対に来るな」と言っていた両親が、2回目のワクチン接種が完了した途端に「来い」と態度を急変させたことに困惑する42歳女性。これまでの両親...

そっか。私の母も毒親……って考えてもいいのか──胸が少し、ほぐれました。

毒親のポイントは冒頭だと感じます。私の母もこれでしたね。

子供を独立した人格として考えない

子供には子供の世界が、感覚が、気持ちがあるとは考えない。子供なんだから…という立場や関係性を重視するのでしょう。

で、私の母の場合は「子供の人格」を見ようとせず「自分の考え・経験」「正しさ」ばかり見ていた。

それが全然わからなかっただけで、随分と苦しんだし、私自身を低く低く評価し続けた。

母を気にしない!という意識が、なかなか持てなかった。

私の中の私は、それをずーっと教えてくれていた。怒りや悲しみ、虚しさ、疲労感などの「感覚」で…。

もういいだろう。お疲れお疲れ。この感覚、後は洗い流すだけだ。

「親のせい」で終わらせない

母のこと、そこそこボロボロに書いたけどさ、私はショックなのよ。

まさか「母自身」にものすごい地雷があるとは考えもしなくてさ、ここ踏んだら母の印象がボロボロに崩れたよ。


親の話になると、決まってこんな意見が聞こえる。

女性A
女性A

育ててもらったんだから、文句ばかり言わないで感謝しないと~

感謝だとか恩だとか、そんなキレイな感情では覆えないんだよ、ネガティブな感覚は。

なので、何歳だろうが、自分の生きづらさや苦しみの先に「親」がいるのなら、親のせいにしてもいいと私は考えます。

「親のせい」で終わらせなければ。

怒りましょう!悲しみましょう!恨みましょう!

つらさ、苦しみ、悲しみは他人と比べる感情ではなく、自分が感じていればそれでok。

いっぱいいっぱい親のせいにして、責めて責めて、自分を縛りつける「何か」を外に出しましょう!!

──まずは親のせいにして、自分を救う。親への感謝や恩返しは、救われた後についてくるものではないでしょうか。


親へのモヤモヤを抱えている方は、少しずつでも分解してみてほしい。そこには、現在の自分を作っているパーツがあるはず。

私は、苦しい掘り下げだった割にはスッキリしなかったけれど、モヤモヤの箱を「透明」にできた。

中身が何か、見えやすくなった──それだけでも大きな進歩だと思う。

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