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ドラマ『極主夫道』への批判理由は“改悪”じゃない?!原作ファンならではの本音とは

エンタメ趣味
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2020年秋。ある作品に原作ファンの悲鳴があがりました。日本テレビ系列日曜夜ドラマ『極主夫道』です。

本ドラマは、新潮社が運営するウェブコミックサイト「くらげバンチ」で連載中の同名作品が基になっています。

公式Instagramより

悲鳴には、それなりの理由があります。

原作が好きな分だけ〔ドラマ化決定!〕のお知らせがあった瞬間から、心の整理を始めます。オリジナル要素や変更がブッ込まれるのは避けられませんから。

ただ放送が始まると、この悲鳴は2パターンに分かれていきます。「意外と良かった」コースと「やっぱり別物だね」コースに。

『極主夫道』は、私の場合は後者でした。そしてネット上の評価も、後者が目立った作品のようです。

原作のいちファンとして、どうして批判・反発が大きかったのか言語化したく、ひとつひとつ整理してみました。

女性B
女性A

原作ファンめんどくさっ

はい、言われてもいいです。実際自分でもめんどくさいと思う。

男性C
男性B

イヤなら見るなよ

ごもっともです。

でも好きな作品の実写化とか、見れるなら見たいに決まってんじゃん!!気になるもん!!


というわけで、本記事では以下についてまとめております。

原作ファンが荒れた理由

実写への期待値が元々高かった

実は2019年、ドラマ化が発表される前に実写PVが制作されました。この動画は現在までに1000万回再生され、人物・室内ともに再現クオリティが非常に高いと話題になりました。

これにより、読者の中にある程度実写イメージが出来た―という背景も影響しているのかもしれません。

それがコチラ。

舞台は原作と同じくアパートの一室から始まります。監督・主演は津田健次郎さん。連続テレビ小説『エール』のナレーションで知名度が上がりましたね。

ただし、これは4分という短い動画だからここまで再現できたとも言えます。

実際、美久は声と後ろ姿のみの登場で収まってます。龍にフォーカスが当てるからこそ、このクオリティなんだとも考えられます。

原作と「ズレ」が多い

次に、ドラマ化が決定した時の情報から「ズレ」が多かった点。

原作は連載中ではあるものの、1話1話の内容が薄いです。ディスっているわけではなく、このゆるさが原作の魅力なんですね。

簡単に説明すると、原作は主人公の龍が(あの見た目のまま)ボランティアしたり、妻・美久と買い物したり、そんな話です。メッセージ性等はありません。

これをベースに1話55分×10回のドラマにするということは、当然キャストや設定は盛られてしまう。始まる前から想像がつきます。

放送枠が30分なら、その分ツッコミどころも反発も膨らみにくかったと思われます。とはいえ、玉木宏さん主演で深夜30分は無理なのでしょう。

だって玉木宏にオファーできるなら、もっとデカい箱(枠)でやりたいもんなぁ。


放送が始まりハッキリ感じたのが、作品の前提です。

ドラマ『極主夫道』の龍は〔極道から足は洗ったが、当時の色を強く“残したまま”主夫をしている〕。

つまり、極道アレコレと主夫アレコレを合わせたい印象が強い。それをよく表しているのが、極道要素を多く盛り込んでいる点(天雀会や火竜町婦人会のやり取りなど)。

これに対して、原作は龍の〔極道色が“残って”いる〕という、極道とはどこか線を引いているスタイルが作品に生かされています。

よって、原作の世界観を期待してドラマを見たから、批判されやすかったのではないでしょうか。

設定変更の意図が不明

なぜ、原作との違いで指摘が多くなるのか?改変理由がわからないからですよね。

本ドラマは、設定変更が多く見られましたね。キャストに関しては、見進めるうちに納得できる部分もありました。

例えば、美玖の娘・向日葵(白鳥玉季)、喫茶店の従業員・ゆかり(玉城ティナ)は、物語を進めるのに必要な人物でした。

ただ、設定変更には最後まで意図がわからないものも。「戸建てに住んでる問題」は、何話を見ても掴めなかったような…。

原作では古いアパートの設定。“不死身の龍”とまで言われた伝説のヤクザが、アパートに住んでいる。しょ、庶民的。―というギャップも魅力なんですが、ドラマではオシャレで綺麗なお家に。

ん?収入ルートって美久だけだよね?龍っちゃんも払ったのだろうか?裏のお金的なアレで?みたいなツッコミをしたくなる。コメディも重視するのであれば、むしろ原作設定の方が映像的にも面白かったまであるのだが…。

こういった“消えないモヤモヤ”は、反発のエネルギーになってしまいます。


(※ここは個人的な感想なので、読み飛ばしてください)

キャスティングへの突っ込みは、好みも絡むし控えたいのですが、どうしても主張したい役が。

美久への抵抗感が落ち着かない。

川口春奈さんはかわいい。1000%かわいい。でも美久ではない。

確かに原作の美久は見た目に反して、良い意味で子供っぽい。女児向けアニメが大好きだったり、料理への姿勢が原始的だったり。でも、それと見た目は関係ない。美久の外見が幼いため、夫婦というよりは兄妹寄りの印象が強い。

おそらくそれなりに知名度のある方を使いたいんだろうな、というのは起用されている面々(脇役含む)を見ればわかります。凄く。けれど、結局慣れることはありませんでした。

【まとめ】“解釈違い”が原作ファンの反発を生む

以上の要素をまとめる。

原作『極主夫道』ファンとドラマ『極主夫道』の間には、前提の違いが大きくあるのだ。それを象徴しているのが、ドラマの登場人物や極道描写の多さではないだろうか。

ドラマは、原作を使って『極道主夫』の物語をやりたかったのだ。

そうよ。
特に二次元ファンの間で使われる言葉を借りると、解釈違いってやつなのよ。


ドラマを見ていると、作品に惚れてor作品の世界観をドラマにしたいワケでは、無いんだなと伝わってきました。だから、原作のキャパを超えた放送枠とオリジナルキャストやエピソードになっていった。

そう考えると、原作『極主夫道』ファンからの批判が大きかったのも納得がいきます。追加も変更も確かに気になるけれど、それ以上に

〔原作が大切にされていないのでは?〕

と感じてしまったのだろう。少なくとも私はそうだ。だから、批判が抑えられないのではないだろうか。


実写化に関しては放送前と放送後で、特に批判部分の温度が変わってくるので、これを書くためにドラマを見ていました。

第1話こそモヤモヤは大きかったけれど、原作はあくまで原案だと認識しつつ『極道主夫』だとして見ると、なかなか楽しかったりします。ごめんね色々言って。

主演の玉木宏さんが似合ってるんですよね。まぁ全体的に喋りすぎだけど、喋りゃあかんからな。ドラマっちゅうものは。

 

ということで、ここからはドラマのあらすじと感想をまとめていきます!

ドラマ『極主夫道』あらすじ・感想

編集中

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