
情報を凝縮しているので、目次をお役立てください~!
はじめに
足裏マッサージというと、整体などでプロにやってもらうのが一般的ですよね。でも、毎回毎回プロにお願いするのは大変…。
自分で自分の足裏をマッサージする「セルフケア」に興味がある方も多いでしょう。
本記事では、セルフケアにハマって足裏マッサージを試し続けた私が、実践した感想を交えつつ、以下についてまとめました。
いち個人の体験談になりますが、誰かの参考になれば幸いです。
注意
筆者は専門家ではなく、実際に取り組んだ一般人です。具体的な実践方法・足裏の各反射区など、専門的なことは説明できません。ご了承ください。また「効果」という単語は個人が持つ感覚として、わかりやすく表現するために使用しています。
セルフケアのメリット・デメリット

まず、セルフケアの良い点と悪い点を、簡単に紹介します。
ピンポイントで刺激できる
メリットは、力加減やケアする箇所などを自由に調整できるところです。
プロにやってもらうと『痛い!』で終わることってありませんか?気持ちよくなりに行ってるのに、あの痛みがストレスになる場合ってあるんだよね。
また、寝ながら施術されるので、施術する人によってはどの箇所の反応が強かったのか、わかりにくいこともあります。
セルフケアだと、自分が心地よいと感じる強さで、そしてゴリゴリしている箇所などを自分で確認しながら行えるのが、魅力ではないでしょうか。
利き手と逆の手でケアする難しさ
続いてデメリットですが、力加減ですね。
足つぼマットなどを使わず手でケアする場合、足裏をしっかり触れる姿勢って限られます。そのため、利き手とは逆の手を使う姿勢では上手く力が入らないことも。
セルフケアを行う環境でも差はありますが、実践してみるとわかると思います。


足をどう抱えるか、手をどう使うかにもよりますが、大体「足とは逆の手」でマッサージしたほうが押しやすいです。
でも、利き手じゃない手は、押す力が弱い!なので、ちょっとだけ力を意識してマッサージする必要があります。
実際に起きた変化

次に、私が実際に感じた「足の変化」をピックアップします。
反応が変化した

最初は軽く押すだけで痛かったけど、最近は痛みが軽いワ~
足裏マッサージをした時の、反応・感覚の変化ですね。
マッサージを始めたときと、しばらく続けたときの足裏の反応が変わってくる。
例えば、最初にあった痛みが軽くなったり、強く反応する箇所(ツボ)が変わったり…。
この変化自体が、ある意味で効果だと思います。足の感覚が変化しているということですから。
痛いとストレスだし、続けるのも大変ですが、足に変化が起きてくるとマッサージが楽しくなりますよ。
足・足の指の形が変わってくる
私は偏平足です(突然の告白)。でも、ひと月ほど続けたあたりだろうか、足裏にメリハリがついてたの。足全体が小さくなった感じがありましたw。
もちろん、本当に足が小さくなったのではなく、足全体がほぐれて滞りが少なくなった結果、本来の形の足になってきただけ――と見ています。
あと、足の指が長くなった!
これはなんか嬉しかった!wマッサージ後に足の写真を撮ってみたら(どんな時や)、衝撃でした。
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え、足の指なっがっ!
\
もちろん、これも足の指が長くなったワケではなく、セルフケアによって本来の長さになったんでしょう。
必要度別!マッサージに必要なグッズまとめ

さて、セルフケアのイメージがなんとなくできたら、早速やってみたくなりますよね!
でも、ちょっと待って。自分の手と握力だけでケアしようとすると、それなりの力が必要です。
何も用意しないで始めてしまうと、足裏ケアの行為でヘトヘトになります。それじゃ、意味ないですよね。
足裏マッサージ用のグッズは、あると絶対にラク。用意しやすいものだけでも揃えるのをオススメします。
好みや生活スタイルからチェックしてみてくださいね!
必須1:マッサージ棒
いわゆる「ツボ押し棒」。ご存知の方も多いと思います。
マストです。握力の消耗具合が違いますし、手で行うよりも狙った箇所への的確な刺激ができます。
シンプルなツボ押し棒なら100円ショップでも買えます。
私もツボ押し棒はいくつか買いましたが、100円ショップのものでも問題なくケアできます。むしろシンプルな分、使いやすいかも?
必須2:クリーム or オイル
足裏マッサージ系の書籍を見ていると、著者推薦のマッサージオイルなんかが掲載されています。なんかイイ感じなので、購入したくなりますよね。
個人的には「使用感がわかる商品」を選ぶと良いと思います。
なぜか。
マッサージに使うクリーム・オイルは「すべり」が重要。すべりやすさが、マッサージに影響します。
すべりが悪い(合わない)と、マッサージ棒や指や肌が、引っかかったりするのね。肌にも負担がかかるし、何よりマッサージしにくい。なので、すべり具合がわかっているクリーム・オイルから試すと安心です。
私は専ら「プレシャスガーデン」というボディ用クリームでした。元々使ってた軽い感じのクリームですが、マッサージにも使いやすかった。
必須3:工夫と目的
最初はココに「やる気」と書いていました。でも、セルフケアは簡単に始められる分、簡単にやめられます。
『健康のために…』なんて、義務感で取り組んでいたら、モチベーションなんてすぐに落ちます。
なので、モチベーションは横に置いといて大丈夫です。それより「工夫」と「目的」を持つことをオススメします。
「工夫」とは、生活に大きく影響しない範囲でマッサージ時間を作る工夫。寝る前だけやる、とかね。
「目的」は、何のために足裏マッサージをやるのかを、見つけること。冷え性対策、むくみ対策…沢山ありますね。
このふたつがあれば、モチベーションがなくても動きやすいですよ。
次に「あるとラク!なくてもオッケー!」という温度で使えるグッズを紹介します。
任意1:ゴルフボール

実はゴルフボールって、足裏と相性が良い!!個人的には必須アイテムでもいいと思ってる!
足裏の緊張がほぐれていく感じがクセになります…。特に足裏の痛い部分をゆっくり刺激すると、足裏の感覚の変化がわかりやすい。
使い方は簡単。
- 1ゴルフボールを床に置く
- 2その上に足裏をのせる
- 3ごろごろ~ごろごろ~♪
おわり。

体重のかけ過ぎ・やりすぎには注意よ!
足裏ゴルフボールのコツは、床の素材によってはゴルフボールが吹っ飛びやすいので、足裏を少し丸めながら刺激する感覚で行うと、転がしやすいはず。
保管も簡単ですし、是非やってみてほしい。かわいいボールを使うとテンション上がりますっ!
任意2:めん棒

めん棒とは、麺類・パンなどの生地を薄くのばす棒状の調理器具。耳掃除ではないです。
これもゴルフボールと同じく床に置き、めん棒の上に足裏をのせ、ごろごろするだけ。
ただし、めん棒を買う・使う際は少々注意点があります。
まず、めん棒は実際に商品に触れてみて、使い心地を確認したものの購入を、強く薦めます。
また「棒」ですから、力の入れすぎには気をつけること。そして、肌に直接あててマッサージする場合は、肌への刺激・負担が懸念されます。クリームで肌を保護しましょう。
めん棒の冷たい感じや硬さが苦手な方は、先ほど紹介したゴルフボールか、凸凹があって刺激しやすい以下のようなグッズを検討しよう。
任意3:足つぼボード or マット
これまでは「自分の手を使う」グッズを紹介しました。今度は、踏むだけセルフケアグッズを詳しく解説します。
“踏むだけグッズ”のメリット・デメリット
足つぼマット・シートのいいところは、体重がそのまま押す力になること。手の力が弱く、ケアが難しいと思う方でも、無理なく続けやすいです。
また、スペースさえ確保できれば、立ったついでや気分転換など、少しの時間で手軽にできるのも、現代に合ったグッズだと思います。
踏むだけグッズは、大きく分けて「ボード」「マット」があります。個人的にはマットのほうが使いやすかったです。
以下、各グッズの考察を置いときます。
足踏みボードの魅力とは?

足踏みボードは、両足が乗るくらいのサイズのケアグッズ。板の中に、同じ大きさの突起が密集しているものが多いです。
ボードは足裏への刺激が一気にくるのと、垂直だけの刺激になりやすかった。狭いスペースで足踏みするので、仕方ないけども。個人的には、ストレスのほうが大きかったかな。
また、コンパクトなので身体・足の大きい人が使うと、窮屈に感じることがあるかもしれません。
足踏みシートの魅力とは?

足踏みシートは床に広げて使うケアグッズ。ボードと比べると、突起の大きさがバラバラな商品も多く、巻き物タイプから繋げるタイプまで、バラエティ豊かな商品展開です。
突起の密度がボードと比べると低いので、足裏が緊張しにくく、色んな角度で足裏を刺激しやすいです。
ただ、やはり収納や保管、手入れはボードよりも面倒。スペース的にも余裕が必要なので、使用できる環境も限定されやすいですね。
どちらにも良さがあります。自分の体型、環境、好みなどと相談して選んでみてください!

んまぁ~ 相性も大事やな!
全部つらい、という方には…
マッサージの気力がないなら、無理せず回復を待ちましょう。
何事も実践にはエネルギーが必要です。無理して身体に良いことをしても、結局は負担になりやすいです。
それでも、健康のために何かに取り組みたい時は、足つぼ本ピックアップでも紹介していますが、手のマッサージを始めるのも良いでしょう。
何らかの事情で足のマッサージができない場合は、手のひらを刺激すると良い――と解説している足つぼ本もあります。
足つぼと同じく手のつぼも、検索で沢山ヒットします。自分の体調や環境、生活スタイルに合わせた取り組みをしていきたいですね(^^)。
続けるためのコツは

私自身も、何度も中断したりやめた人間なので「続ける」難しさはわかるつもりです。
これはつまり、毎日「ちゃんとやる」を目指しているから、挫折しやすいのだと考えます。
毎日100点取るって相当厳しいですよね。でも、物事の継続はテストじゃありません。だから、ちゃんとやんなくてもオッケー。ということにする。
大変なら休めばいいし、続けたくなったらまた始めたらいいのです。
…これだけだとアレなので、もうひとつ。
「とっておきの一文」を見つける
モチベーションが上がる本・雑誌・体験談との出会い探しもオススメ。目で確認できる情報=視覚にアプローチするイメージです。
セルフケアってくじけやすい。なので、読むとやる気になるような情報があれば、気分も上がりやすいだけでなく、心の支えになることも。
本や雑誌がよければ、オンラインや書店で探してみてください。お金をかけたくなければ、ネットでひたすら検索ですね。

心のツボは人それぞれやで…
私の場合は本でした。著者によってつぼの位置が微妙に違っていたりして、面白いです。
参考までに、私が足裏を揉みながら繰り返し読んだ本を挙げておきます。
足つぼ本ピックアップ!
足の汚れが万病の原因だった – 官有謀(文化創作出版)
なんと、1986年刊行!今も重版が繰り返される「超」ロングセラー本。
これ、濃いです。
専門書に近い内容のため、文字がぎっしり。また少々カゲキな表現も…。
最大の見どころは、足裏だけじゃなく、足の甲などの反射区(つぼ)も掲載されている点。この「反射区表」だけでも、買う価値あります。
読むのが大変なら、最初に反射区表とその説明を読んで、慣れたら最初から読むとわかりやすいと思いますよ。

私が持っているのは、2012年発行の第98刷。98刷て。
足裏・手のひらセルフケア – 手島渚(エイ出版社)
これ一冊で、手と足を両方ケアできます。あと価格が安い!笑
紙の本でも持ち運びやすい大きさ&薄さで、通勤時には手のページを開いて、移動しながらマッサージもできます。どこでも読めてGOOD。また、体の症状別でマッサージできるページも!
おわりに
手間や時間がかかりそうなイメージのある、足裏マッサージの世界。でも、100円均一でも買える商品でマッサージできたりと、簡単に始めることもできますね。
そして、自分に合うアイテムやコツが見つかると、気持ちよく取り組めるようになります。
そうすると、足がダルいとかちょっとしたきっかけで、マッサージしよう!とスイッチが入りやすくなる。結果、自分のタイミングで続けやすくなりますよ。
これを読んでくれたみなさんが、無理なく続けられたり、相性の良いアイテムと出会えることを願って、記事を終わりたいと思います。
それでは♪
おすすめグッズ一覧

紹介したマッサージグッズのまとめだよ!