開設当初に描いた、1年後の運営報告。

厳密に言うとサイトを「開設して」1年なのでまだ運営1年未満なんだけど、ざっくりとね
『一年でこれだけアクセスが成長したよ』
『これだけ収益がありました』
人は1年でこれだけできる!…ってテーマを綴っていたかった。
のですが。
現実はリアルで(なにその日本語)。
当サイトは秋以降、成長曲線に乗れずアクセス数が激減。
運営7カ月目~8カ月目(8~9月)で1日の平均PV数が倍になったものの、その後は倍になる前より低くなってしまいました。
連動するかのように成果発生もなくなり※…
※新たに別ルートから発生するようになったので0になったワケではないです。
しかし単価が低いので総額は少なくなった。
数字が成長していれば、これからサイトを始めたい方のシェアになるでしょうが、現状は当サイトの運営報告を公開したところでメリットは少ない。
なので運営報告はこの記事で一旦閉じようと思います。
ただ、そんな状況でも残ったものはあります。
経験、それから 変化。
今回は運営報告の代わりに、1年で得た体験談をシェアを綴ります。
それではスタートです。
そもそも、なぜアクセスが急降下したか

アクセスの減少が大きくなったのは10月くらいから。
ちょっと減少の幅がかなり大きかったので、思い当たる理由を考えてみました。
- 野球記事へのアクセスが落ち着いた(シーズンオフ)
- あるキーワードで検索上位になった人気記事が圏外になった
1は予想済みでしたが、2は急変って感じでした。
すぐに思いつく原因は「Googleによるペナルティ」。
しかしペナルティがありそうな形跡はなく、他の検索上位記事は無事っぽい…。
ってことは、多分原因はアレです。
そう、
Googleで検索する側なら耳馴染みのない言葉であり、Googleに記事を仕込む側なら恐ろしい言葉。
コアアルゴリズムアップデート。
コアアルゴリズムアップデート
…Googleが検索結果表示方法のベースを見直し、その内容を更新すること
要は、Google検索結果のテコ入れ。
大変な出来事のように書いてますが、ブロガーあるあるです。
これの影響を受けると、当サイトのように検索結果上位の記事からスクロールを繰り返しても見当たらない順位の記事に…ということも起こります。
特に健康・医療系キーワードでよく起きます。専門性や信頼性が大事なジャンルですからね。

Googleは近年「専門性」「権威性」「信頼性」が鍵だそう
もうね、これなら納得しかない。
元々検索上位を狙って書いた記事ではなく、書ける記事を書いていたら上位記事になった感じだから、取れていたのがラッキーだったの。
検索結果がすっ飛んだこと自体はショックだけど、そういうことがあるって経験できて良かったです。
1年運営した変化のまとめ
さて次は運営報告らしき内容を。
サイト1年の成果報告。つまりはお金です。
当サイトはこの界隈で言われるところの「雑記ブログ・雑記サイト」です。
ブログとサイトの線引きがよくわからないんだけど…常に検索に載ること・適切な情報提供を意識してるので「雑記サイト」とさせてください。
発生した収入は?

私の1年間のドメイン代+サーバー代は5,000円程度でしょうか…。うろ覚え。
ズバリ。
成果金額はギリギリ黒字だけど
現時点で手にした金額は赤字
です!
…原因はまぁ、ASPしか登録していないだとか私にもあるけど
承認率が予想以上に悪かったですね!

サイトの広告って発生金額=収入ではなくて、発生金額が承認されて初めて収入になるんだ!
特に○○(※企業名出していいのかわからない)の収益は、発生金額の半分ほどでしょうか。ちょっと思ったより承認されない案件が多かった。
こんなもんなのかな?それとも平均より低いの?
勉強にはなったけどね。色々わかったし今後の参考になりました。
でも、金額関係なく
初めて振込があった時は嬉しかったなぁ~~。
サイトでご飯食べているような人ってアレが当たり前なんだよなあ。すごいや。
4つの焦りはこう変化した

私にはサイト運営初期に強く感じた「4つの焦り」があります。
これからサイトを始める方へ、1年経過するとこう感じられるよっていう変化の見本をまとめました。
アクセスが増えない…
▼ 絶対に理由がある
上に書いたように、アクセスが伸びなかったり下がってしまうのは理由があります。
特にGoogle検索に頼っているとアクセス数は検索結果に依存しますので、アクセスが無いということは検索結果もよくないということです。
私の記事に多かったのは、自分が狙ったキーワード(検索する単語)で全く検索結果にヒットしないという現象ですね。
つまりは私の狙いの間違いです。
なので、アクセスが無い理由を確認していく。
アクセスがない=終わり
ではなく、アクセスが無いからやることがある。
私も最初は落ち込んでいましたし、今もリアルな数字を目にすると落ち込みはしますが、
『あ、アクセスが伸びてない。原因ってなんだろう?』
そう理解できると、落ち着くのも早くなりますよ。
ただ近年は先ほど触れたアルゴリズムアップデートも増えてますし、Google以外の道も作るほうがいいのかもしれません。
ネタが無い…
▼ どんなコトでも掘り下げられる
ネタに困る方も多いようです。
でも色々なサイトを見ていると『どんなネタでも記事にできる』ことを実感します。
少し前にTwitterである記事がバズっていました。
人は30年前のCM一本でここまで語れるみたいです。
いや、この方は文章うまいし結論もまとまってるし、長文でも読みやすいってポイントはあるんだけどね。
時刻表出てきたときのガチ感よ。

で、大体の人はCMについてここまで深く考察しないと思います。
CMの話になっても『好きだなー』『不快だなー』『流行ってんなー』くらいの温度じゃないですか。
でも、どうして好きなのか?不快なのか?流行っているのか?
ここを掘り下げたり、徹底的に調べてみると記事にすることができるんですね。
収益が出ないよ…
▼ 一寸先は光
出ないモノは出ない。
これもアクセスと同じで、やるしかないんだよね。
でも、ネットのいいところは「これから」どうにでもなるという点だと思う。
開設半年はほぼ無かった私でも、振り込まれるレベルの金額にはなれましたし。
0から1になるきっかけは「リンクを使ってもらえる記事かどうか」かなと考えてます。
ドメインパワー上げなきゃ…
▼ 継続して運営していれば、上がる
運営したてはわからないことだらけでとにかく検索の日々。すると、特に必死にならなくてもいい部分へも頑張っちゃいます。
そのひとつがドメインパワー。その名の通りドメインの持つパワー・サイトへの評価が数値化されたもの。
これは一朝一夕であがるワケじゃないです。
実際私も3カ月間位更新に力を入れた時期があるんですが、数字は変わりませんでした。
記事の内容や質を意識して更新していれば、そのうち上がるものという解釈に落ち着きました。
ここに気付いてからは、ツールチェックもしなくなりましたね。
過去記事から反省点を洗い出す


ついでにこれまで公開した記事の中から『これはメチャクチャだったな…』って記事とその理由から教訓を作りました。
一番はこの記事。



人気検索ワード「おすすめ 漫画 無料」にあやかりたかったので、運営して割とすぐにまとめましたが
結果的に惨敗。
タイトル変えたり色々工夫しましたが、アクセスが伸びたのは一瞬。今はもう諦めて寝かせているというか、半分放置です。
何が惨敗なのか?というと、
まず記事公開までに1週間かかってるのね。
今考えると、多数の作品情報をまとめてリンク色々置いて、デザインボックスも使ってメリハリつけて…って
運営したてで頑張っちゃった。
後から見返すと、リンクの置き方なんかボロボロなのね。
慣れてないのにこだわったから、結果的に手直しが増える。
また文字数が多いため管理画面も重く(これはサーバーのせい)
リライトも時間がかかりやすい記事になっちゃった。
何より、情報を細かく発信しようと考えすぎて踏み込みすぎていた。
今ならわかるんですけど、漫画記事って「タイトル+○○」で検索をかけるユーザーが多いです。
なのでまず作品ごとに記事を作るほうが正解だったかなって。
そのほうがアクセスも得られただろうし、漫画まとめを作りたければ後から作れるし執筆の負担も少なかった。
おわりに
1年で得た色んな変化をまとめてみました。
共通して言えるのが、アクセスが落ちても成果が落ちても、時間と手間とエネルギーを書けて作った記事が全然振るわなくても
「その経験」は残るんですよね。
つまり、何をやってもうまくいかなくても、無意味なんてことはない。
むしろ『ああ、だから○○は△△にする』なんて細かい運営テクニックが有難がられるんだなあ…と、色んな気付きが起こる。
そうやって結果を受け止めてまた実践していると、
この記事で検索上位とれた…とか、この路線は自分に向いてそう…とか見えてくる。
挑戦ってその繰り返しなんだなって。
正直、思い描いていた「1年後」では全くないし、ビックリする位状況は変わってないし、お金や数字という目に見えるものは手にできなかった。
でも、自分で感じるものに関しては手にできたという自負はある。
目には見えなくても、胸を張って報告できなくても、自慢できるような中身はなくても、それは確かに「変化」。
更に、ただの変化ではなく「成長」だと思うのです。
そしてこの感覚は、これからの自分をずっと後押ししてくれる大きなパートナーでもあるのだと感じるのです。
以上!
今後は得意ジャンルの記事を積極的に書いていきます!
運営報告は一旦終わり!さよならーーー!